2005年03月30日(水) |
世界の自動車戦争は日本勢の圧勝 |
2005年1月7日に日本車の米国の新車販売シェアが3割になったことを書いた。前年比でGM・フォードが減少し、トヨタ・本田・日産が大幅に増加しているのである。日本車のシェアが3割を突破したのは、日本車の燃費効率の良さが評価されているためである。米国勢は大幅な値引き販売で対抗しようとしたが、体力をすり減らす結果に終わっているのだ。3月21日のニューヨーク発の共同通信によると「米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が北米のホワイトカラー社員の削減を計画している。実施時期や全体の削減規模などは不明だが、業界関係者らが同紙に明らかにしたところでは、特定の部門では28%の人員削減となる見込み」であるという。これらの背景から、米格付け会社は、「投資適格水準を外れた投機的格付け水準にGMを引き下げる」可能性があるのだ。 トヨタ自動車は08年の世界生産の計画を、「970万台に設定していることが明らかになった」(3月29日朝日から)という。この台数であると08年に米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて自動車メーカー世界一に躍り出る公算が大きいという。これはもはや確定的な流れだろう。 現在生産高世界一のGMは主力の米国でトヨタなど日本勢に押され、多額の販売奨励金をつぎ込んで販売台数を確保しているのが実情なのである。前記の通り投機的格付け水準に引き下げられる可能性があるほど経営が悪化している。GMの立場から見れば、優秀なトヨタほか日本の自動車メーカーに倒されるのでないかとの恐怖感が支配しているように思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森596 2005年3月30日 80代壮健の会(5)ボケ老人になる原因 80代壮健の会の意見交換のテーマを記述したい。NHKの「ためしてガッテン」の協力者である早期痴呆研究所院長の金子満雄先生のリポートを熟読した。同先生は、20年間に渡り2万人以上の痴呆患者と接してきたのである。この経験の上にたってのメッセージを箇条書きで引用させてもらうと次の通りである。 1、ボケになるかならないかはその人の「生き方」によって左右されます。 2、「どういう人がボケやすいのでしょうか?」と質問されたら、私は迷わず「感性の乏しい人」と答えます。 3、脳は体の筋肉などと同じで、使わなければそのぶん確実に衰えていきます。 4、若いころは仕事一辺倒。そんな人は、特に危ないと言わざるをえません。痴呆患者さんの中にも、実はそういう方がたくさんいます。労働の多くは、案外、動物でも持っている脳の中の低い機能しか使わない作業が多い。 5、周囲とのコミュケーションは痴呆予防のためにとても重要です。とくに都会暮らしでは、隣人と交わる機会が少なく、これがボケの大きな原因になっている。 6、痴呆は大まかに、軽度、中度、重度の段階に区分されます。地方では軽〜中度が多く、都会では重度の割合が高いのです。これは、いかにコミュケーションが痴呆予防にとって大切かを示すデータといえるでしょう。 (NHKためしてガッテン 2004秋号から) このテーマは引き続き記述する機会を持ちたいと思っている。ボケの原因が生き方と感性であるのであれば、ボケ老人に成るか成らないかは、20代・30代に決まるといっても過言でない。 ・その人の 乏しいまでの 感性が 因となってか 脳がボケ行く
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