『日々の映像』

2005年03月21日(月) 新潟市13市町村合併人口78万人、

 新潟市など新潟圏域13市町村が合併し、人口77万新・新潟市が誕生した。県人口の3分の1近くが集中し、全国で15番目の大都市が生まれる。10月10日には西蒲巻町も加わり、人口は80万8969人(同)となり、07年4月に日本海側初の政令指定都市移行を目指すという。
 
 本州日本海側で唯一の政令市として、東アジアとの交流拠点を目指すことになるのだろう。日報の社説では「編入した市町村にもし『寄らば大樹の陰』の意識があるとすれば、ぬぐい去らなくてはいけない。市の規模拡大に伴って職員や行政機構も能力の向上が求められる。旧態依然であっては、大新潟市を切り盛りすることはできない」と指摘していた。確かに新津市、豊栄市、白根市など十二市町村が加わり25万人が増えたのだから、新潟市の行政はこちらに神経が流れて、元新潟市の行政サービスは落ちるような気がする。なにわともあれ、生い立ちや性格を異にする十三市町村の合併は、しばらく「寄り合い所帯」の悩みを抱えつつ進まざるをえないのだろう。新たに新潟市となった市町村は新津市、白根市、豊栄町、小須戸町、横越町、亀田町、岩室村、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村である。
 
 13市町村がそれぞれの個性を守りながら、新潟市78万市民の一体感をどう作って行くかという課題も残っている。篠田昭市長が示した3つんのビジョンは、日本海政令市、田園型政令市、分権型政令市(3月21日、日報に掲載された新潟市の広告から)である。
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癒しの森587                               2005年3月21日

          イチローは真のプロフェッショナル

 オープン戦でのイチロー外野手の活躍は凄い。19日も3打数1安打で初戦からの連続試合安打を12に伸ばし打率が5割を超えているというから信じがたいほどの活躍といえよう。マリナーズのマイク・ハーグローブ新監督がオープン戦絶好調のイチロー外野手に対し、「真のプロフェッショナル」(米紙『シアトルタイムズ』)と称賛したという。同記事によると、ハーグローブ監督がイチローを高く評価する理由は、オープン戦の高打率だけではなく、試合に臨む態度や、野球に取り組む姿勢であるという。

 今年のイチローはどれだけ活躍するか分からない。大活躍するだろうという予測をスポニチから引用しよう。「昨年は262安打と大リーグ年間最多安打記録を84年ぶりに塗り替えた。その中で4月は打率.255に終わった。03年の打率.243に続く4月の低打率について、イチローは『開幕して4月の1カ月はアジャスト(修正)するのに必要な期間』と説明したことがある。だが、今年の手応えなら…。昨年4月の26安打を、5月以降の平均安打47とすれば、283安打になる。昨年と同じ704打数で計算すると、打率は.402。1941年にテッド・ウィリアムズが達成して以来の4割は4月をすんなり滑り出せば、夢物語でなくなる」60年ぶりの大リーガー4割打者が誕生するかもしれない。

 ・イチローが どれだけ打っても 驚かず 抑えるピチャー どこにもいない


    



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石田ふたみ