『日々の映像』

2005年03月09日(水) 仏カルフール日本撤退へ 

 2000年12月にフランスの流通大手カルフールが千葉市に1号店を出店した当時マスコミにも大きく取上げられ、日本の流通業界に激震が走ったようであった。しかし、日本の流通業界は、激しい競争で能力が磨かれており外資に劣ることはなかったのだ。フランスの流通大手カルフールは、「日本国内で展開している全8店舗を大手スーパーのイオンに売却する方向で最終調整している」(3月9日共同通信)ことが9日、分かったという。カルフールは、小売業で米ウォルマート・ストアーズに次ぐ世界第2位の経営規模を誇るだけに、日本1号店のオープン時には「黒船襲来」などといわれた。しかし、カルフールは日本市場から撤退することになった。
 
 昨日は日本の自動車メーカーの実力と題して記述したが、流通業界の実力から言って、米ウォルマートなどが直接上陸するようなことはないようだ。ダイエーが50店舗を閉鎖して新たな出発をする。消費者の支持を受け続けることは至難の技である。この努力を続ける関係者に敬意を表したい。
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癒しの森574                                    2005年3月9日

            想い出の曲ある人6割:意外と少ない

 音楽情報サイト「OngakuDB.com」を運営する飯原経営研究所は、「想い出の音楽に関するアンケート調査」の結果を発表した。これによると、「想い出の曲」がある人は全体の約6割。想い出の曲を聴いていたときの年齢は平均18.8歳だという。それにしても「想い出の曲」がない人が4割もいることに驚いた。

 想い出の曲の数は「1曲」が51.2%で過半数を占めているが、複数ある人も多く、「4曲」も12.4%いた。4曲と答えた人を年齢別にみていくと、10代が7.8%に対して50歳以上の人が25%となり、年齢が上がるにつれて増えていく傾向があるとうだ。「聴いていた当時、置かれていた状況」は、「楽しかった」(30.6%)、「切なかった」(18.5%)、「幸せだった」(15.8%)、「辛かった」(10.4%)など。聴いていたときの年齢が若かった人ほど「楽しかった」が多く、年齢が高くなるほど「切なかった」「辛かった」が増えてくるようだ。60代の人たちの「想い出の曲」には「切なかった」思い出が多いような気がする。

 この調査のポイントは音楽の基本的な認識である。回答者全員に「音楽は人生や考え方を豊かにしてくれたか」を聞いたところ、62.6%が「かなり思う」、32.0%が「ややそう思う」と答えている。このうち「想い出の曲がある」人では76.9%が「かなり思う」と回答しており、想い出の曲がある人は、ない人よりも豊かな人生や考え方に対する音楽の寄与を認めている。                                   (資料3月8日ライフスタイルから)

   ・思い出の 曲のない人 4割と 音楽なければ 心貧しき
     

  


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石田ふたみ