『日々の映像』

2005年03月05日(土) 受動喫煙:初の診断基準 禁煙推進医師連盟

 たばこ問題に取り組む医師たちが、受動喫煙による健康被害の診断基準を日本で初めて作成した。医師らは来年2月までに「日本禁煙学会」も設立予定で、受動喫煙被害者の早期治療や救済、職場環境の改善などを訴えていく。「たばこが原因になり得る病気は、気管支ぜんそく、中耳炎、肺がん、心筋梗塞(こうそく)、アトピー性皮膚炎など数多い。非喫煙者が受動喫煙の被害を職場で訴えようとしても、診断基準がなく因果関係の立証が難しかった」(3月5日・毎日から)。そこで、禁煙を呼びかける「日本禁煙推進医師歯科医師連盟」の医師らが診断基準作りに取り組んだものだ。
 受動喫煙の健康被害を「受動喫煙症」と新たに定義し、健康被害を6段階=表=に分類した。受動喫煙の害を確認する意味で引用した。 
 ◇受動喫煙症の分類と診断基準
レベル1 無症候性急性受動喫煙症
    (疾患)急性の受動喫煙があるが無症候
    (診断)受動喫煙あり
レベル2 無症候性慢性受動喫煙症
    (疾患)慢性の受動喫煙があるが無症候
    (診断)週1時間以上の受動喫煙。ニコチン検出
レベル3 急性受動喫煙症
    (疾患)目、鼻、のどなどの障害、頭痛、ぜんそく、心筋梗塞など
    (診断)受動喫煙あり。ニコチン検出は不要。受動喫煙で症状が出る
   などで可能性が高くなる
レベル4 慢性受動喫煙症
    (疾患)化学物質過敏症、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、脳梗塞、     心筋梗塞、COPD(慢性閉そく性肺疾患)など
    (診断)週1時間以上の受動喫煙を繰り返す。ニコチンを検出。
レベル5 重症受動喫煙症
    (疾患)悪性しゅよう(特に肺がん、子宮頸<けい>がん、白血病など)、     乳幼児突然死症候群、COPD、脳梗塞、心筋梗塞など
    (診断)週1時間以上の受動喫煙を繰り返す。ニコチンを検出。
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癒しの森570                             2005年3月5日
           何かを学べる相手を見つける
 
 オールアバウトのなんでもランキング「憧れの経営者」総合順位1位は、日産のカルロス・ゴーン社長兼CEOであった。瀕死の日産をわずか2年でV字復活させ、すべての日本人に鮮烈な印象を残している。カルロス・ゴーン氏からの、受賞の喜びと読者へのメッセージの一部を引用したい。
「オールアバウト読者の皆様へ 
日産が苦境に陥っていた6年前、誰もが会社は絶望的な状態で、再生は無理だろうと考えていました。今回のランキング結果は、日産が復活した証のみならず、確かな業績をあげる企業として認められたことを物語っています。大変光栄に思います。ありがとうございます。私たちはこれからも業績向上を目指していきます。有言実行を第一とし、皆様のご期待を上回る商品、サービス、そして技術革新を提供していきます。・・・皆様がキャリアアップを目指す過程で、信用できる、また何かを学べる相手が見つかることを願っています。・・・ご成功をお祈りしています。 カルロス・ゴーン」
   ・向上の カギを握るは 人なりと 学べる相手 絶えず意識を
     






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石田ふたみ