『日々の映像』

2005年02月27日(日) 社会保障 受益と負担、世代格差6800万円 

 若い人たちが見ると不愉快そのものの報道があった。内閣府が作成した社会保障制度の負担と受益の内容に目を通してみよう。年金、医療、介護などの社会保障制度から一生のうちに受けるサービスと、一生のうちにそれらに支払った保険料の負担を比較した場合、現在60歳以上の人は大きな受益をうける。反面20代は負担超過になるなど問題の多く要約すると次の通りだ。
 
・60歳以上  5736万円のプラスの受益
・20歳代    1813万円の負担超過   

 これでは世代ごとの受益と負担の格差が、6819万円に上ることになる。今後改めて世代間格差を抑制するための改革が求められそうだ。この負担と受益の内訳を見てみよう。平成14年時点で60歳以上の世帯では、社会保障の受益が9175万円に達したのに対し、保険料などの負担は3439万円で、受益が5736万円上回った。受益が負担を上回るのは40歳代までで、30歳代では負担が652万円上回り、20歳代では1813万円も負担が多くなる。

 60歳以上の世帯では、上記の通り社会保障の受益が9175万円だと言うことは、分かりやすく計算すると1年300万円の受益を30年間受けることになる。社会保障(医療・年金・介護)における給付費は16年度予算で86兆円だが、20年後の37年度には152兆円に達する見込み。ともかく世代間格差の是正は一筋縄ではいかない。
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癒しの森564                               2005年2月27日

                我が家の病人食

 39度以上の発熱となるとほとんど食欲はない。こんなとき我が家では取っておきのスープがある。中味は発芽玄米ごはんの濃厚なエキスを作るのだ。100グラムの発芽玄米ごはんをレンジで加熱、お湯600ccを加えてミキサーで攪拌する。ここに多少の塩味をつけると絶妙な味になる。これであると食欲がなくとも体が受け付ける。この濃厚なエキスは、あらゆる栄養素が含まれているので、最強な復活剤であると言える。

 丸2日間ジュース(リンゴ・にんじん・セロリ)と玄米スープしか飲まなかった妻が回復してきたのか夕刻になるとピザを食べたいという。ピザを出前で取ったのは初めてかもしれない。4日間スープしか食べなかった妻は美味しいといって食べていた。このピザを食べたことで回復に向かうようである。

   ・体力の 減耗防ぐ スープあり 発芽玄米 エキスをどうぞ
     





 


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石田ふたみ