『日々の映像』

2005年02月17日(木) 社会のデータ2件(自己破産・パート1千万人)

 債務返済に行き詰まった個人が、昨年1年間に全国の裁判所に行った自己破産の申し立ては21万1402件(速報値)で、一昨年より約3万件少なかったという。20万件が多いのか少ないのか、ちなみにアメリカの自己破産者は毎年100万人を超えている。企業の破産申し立ては、景気回復を反映して一昨年から減少に転じ、昨年は約500件減の8398件であったという。個人の自己破産はこれから減少していくのだろうか。自己破産問題に詳しい西田研志弁護士は「多くの弁護士事務所で債務整理の依頼が減り始めている。雇用の回復やボーナスの増額で、個人の懐に少しずつ余裕が出てきたというのが実感だ」と話している。

 2月8日厚生労働省は、昨年1年間の勤労統計調査結果を発表した。それによると 正社員らとパート従業員を合わせた常用雇用は4283万人(前年比0.4%増)で、7年ぶりに増加している。ただし、パート従業員は同5.5%増で、14年連続増加し、常用雇用の25.3%を占める1082万人に達している。パート従業員の比率は1990年の12.9%から増加を続けている。最もパート従業員の比率が高かった業種は卸売・小売業なのだ。主婦のパート労働は社会的な問題とはならないが、若者のパート労働人口の増加は少子化に拍車をかける要因の一つである。政府は際限なく増加するパート労働者の増加の歯止めを加える何らかの対策を望みたい。
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癒しの森553                             2005年2月17日

               80代壮健の会(1)

 昨日中国留学生との食事会が終った後三人の婦人と水の勉強会をする。みんな60代であるが皆元気である。更にこれからの20年を元気で過ごすために食と水の勉強をしようとのことで集ったのである。昨日の日々の映像に書いたように、年金に受給者が3137万人もいるのである。この受給者の多くが半病人・ボケ老人になったら国家としても一大事なのである。80壮健の会と題して2004年8月3日と11月24日に記述した。いよいよ今年5月に心が通う仲間と発足させることにした。今日の勉強会の婦人たちはこの会に入ることになった。

 免許の保有者総数は約7824万7000人で、65歳以上の保有者は 約927万1700人に上り、過去最多となったことが警察庁のまとめで分かった。100歳以上の保有者は5人で、最高齢は宮崎県に住む105歳の男性であるという。80代壮健の会のメンバーは、当然ながら80代は自分で自動車を運転出来なければならない。メンバーはいくつになっても、人の手を煩わさないことを目標にするのだ。
  
   ・話し合い 刺激しあって 80代 自分の足で 目指せ壮健
                
                    (2004年11月24日の癒しの森から)
     







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石田ふたみ