2005年02月09日(水) |
サッカー北朝鮮戦で厳戒態勢 |
2006年W杯最終予選初戦の日本対北朝鮮戦が埼玉スタジアムで行なわれた。埼玉スタジアムの周辺は8日、厳戒態勢に入った。警備は会場だけにとどまらず、周辺の主要道路などにも及び、ものものしい雰囲気。異例ともいえる厳戒態勢に周辺の住民は困惑気味だ。北朝鮮の選手は何としても日本を倒す決意で望んでくるのは、北の歴史教育からいって当然だ。1月26日産経新聞で「サッカーW杯アジア最終予選 北勝利確信」と題する報道があった。副見出しは「日本戦、国を挙げ強化:功績に応じ巨額報奨金」であった。 W杯アジア最終予選で来日した北朝鮮のリ・ヒヨン副委員長が共同通信社の書面インタビューに応じ、「国を挙げた強化の成果を強調、日本戦は勝利を確信している」と自信を示していた。リ・ヒヨン副委員長は朝鮮中央通信を通じて答え、「政府は大局的展望を持って、サッカーの発展に強い関心を払ってきた」と述べている。更に、国際試合で活躍した選手には「功績に応じ巨額の報奨金、最新の住宅、高級車」などを与えていると、“ニンジン作戦”も紹介している。 結びに同副委員長は「日本相手に精神的にも燃えている。必ず勝利する」と述べていた。
これらの背景を考えると北朝鮮選手に、今回の敗戦は予想を超える衝撃を与えていると思う。アメリカ・日本で見られるように、スポーツは民間の力のみで十分に発展していくものである。スポーツに国家権力が介入するなどは、自らが後進国・独裁国家を宣揚しているようなものだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森545 2005年2月9日
日本、W杯最終予選初戦は北朝鮮に辛勝
2006年W杯最終予選初戦の日本対北朝鮮戦が埼玉スタジアムでキックオフを迎えた。ワールドカップ(W杯)の出場権をかけたアジア最終予選は、ロスタイムの大黒のゴールで2対1と競り勝った。この2時間の試合をテレビで観戦したが、北朝鮮の実力は相当なものだ。日本の勝利は辛勝といえるだろう。
開始早々4分、小笠原がFKを直接沈めて先制した日本だったが、61分、北朝鮮のミドルシュートを浴びて、同点とされた。そのまま試合は進み、1対1の引き分けに終わるかに思われたロスタイム、大黒が決勝弾を押し込み、日本は土壇場で勝利をものにした。サッカーはまさに1点の重みである。日本チームはかってドバイの戦いで立場こそ違い、今回と同じようにロスタイムの1点に泣いた。あの悔しさを見事にリベンジしてくれたのである。まさに終了間際の一点(勝ち点3)で、大歓喜の絵巻となった。ベールに包まれた北朝鮮チームはうなだれて埼玉スタジアムを後にした。
・ロスタイム 泣いたドーハの リベンジを 見事に果たした 歓喜の絵巻
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