『日々の映像』

2005年01月18日(火) キレる上司の社内暴力続発、警察に被害届も

 「態度が悪い」「仕事ができない」と、上司が部下をしかりつけるうちに、手を出してしまう社内暴力事件が相次いでいるという。侮辱的な言葉によるしっ責など「パワーハラスメント」(職権による人権侵害)が社会問題化してきている。直接的な暴力にエスカレートするキレる上司が多くいること事態が一つの社会問題である。専門家は「刑事事件になれば、企業イメージへの影響はより甚大」と警告を発している。
 大阪府警によると、大阪市中央区の電話サービス会社で昨年12月13日、30歳代の営業課長が男性社員(28)の顔を手で殴り、1週間のけがを負わせた。社員はその後、出社せず、府警東署に傷害容疑で被害届を出した。同社は「社員が酒のにおいをさせて出社したことから、部長が日ごろの態度を含め注意した。社員がその場で改めようとしないため、部長の隣にいた課長が殴った」と説明。社員の親族は「『この野郎』とののしられながら何回も殴られた。指導や注意というものではない」と憤っているという。
 パワハラとは「職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する行動を行い、就業者の働く環境を悪化させ、あるいは雇用不安を与えること」(岡田康子氏・「パワハラほっとライン」主宰者の定義から)ともかく50代は27.2%がパワハラを実体験していると言うから深刻と言わねばならない。パワハラほっとラインの調査によると「自分がパワハラを受けた」と答えたのは23.3%、「自分以外の上司、同僚、他部署の人、友人・知人が受けた」との答えは26.7%となっている。この事実をどう受け止めれば良いのだろう。
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癒しの森523                                      2005年1月18日

              玄米の食物繊維の効用

 1月14日「ヘルシーライフの活動に自信」と題して、アメリカ厚生省のメッセージを書いた。米国で玄米などの「全粒穀物」と野菜中心の食生活に切り替えを促す食生活のガイドラインを発表するとは思わなかった。米国が米国型食生活の抜本的な改善を求めているのである。それゆえ日本人が米国型の食生活を真似ることはないのである。朝食でパンと牛乳を主体とする食事をやめて1年以上となる。パンと牛乳を主体とする食事は、どうしても食物繊維が不足するのである。

 日本人の食物繊維の所要量(目標摂取量)は、1日当り20〜25gとされている。実際の摂取量はそれより平均で5〜10g不足しているという。便秘の大半がこの食物繊維の不足から来ている。毎日食べるご飯を白米から発芽玄米ごはんに変えるだけで、その不足分を十分に補えるのである。発芽玄米ごはん茶碗約1杯(約150グラム)で5.3グラムの植物繊維がある。若い人なら茶碗2杯は十分に食べる。よって、発芽玄米ごはんを2回食べるだけで、20.6グラムの植物繊維を摂取出来るのである。今まで何回か書いてきたが、深刻な便秘でも3食発芽玄米ごはんを食べると劇的に解消されるのは、玄米に多く含まれる植物繊維の効用である。先ずは完全な健康体であることが、激しい社会に対応できる砦であると思う。
   
   ・玄米の 植物繊維の 効用で どんな便秘も 劇的解消
      


メモ
玄米150グラム当たりの食物繊維  玄米5.3グラム 白米 0.6グラム
                 (松本米穀精麦株式会社のHPから)



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石田ふたみ