2005年01月09日(日) |
ヤミ金被害でホームレス急増 |
今日は雪が舞っていた。雪があってもそう寒いとは感じられないが、秒速10メーター余りの風とともに雪が降り出すと、まさに厳寒の寒さを感じる。こんな季節をホームレスの人たちは、どのようにしてこの冬を乗り越えるのだろう。 全国で2万5000人を超えるホームレスがいるという。平成15年1月〜2月の調査によると、ホームレスの多い市区は大阪市(6,603人)、東京都23区(5,927人)、名古屋市(1,788人)、川崎市(829人)、京都市(624人)、福岡市(607人)、横浜市(470人)、北九州市(421人)。 ホームレスが生活している場所は、都市公園が 40.8%、河川が 23.3%、道路が 17.2%、駅舎が 5.0%、その他施設が 13.7%。である。 路上生活に至るにはさまざまあったであろうが、深刻なケースも報道されている。「最近はヤミ金融被害で多重債務に陥り、路上生活に至るケースが増えている。さらに借金の担保として、保険証や印鑑証明などを取り上げられ、銀行の架空口座開設に加担させられるなど、二次被害も発生している」こうした被害を食い止めようと、弁護士らが路上法律相談を始めた。法律家の目で見ると、「実は借金ではなかったり、手続きをすれば取り立てがおさまるケースがほとんど」(1月9日・産経から)であるという。何時も思うことであるが、世の中のことは皆知っていると錯覚している人が実に多いように思う。社会常識のイロハも知らないで、路上生活に転落するなどは余りに悲しく愚かである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森514 2005年1月9日 冬の散歩の行き先
冬季間の散歩を続けられるかどうか初めての経験である。1月7日は薄っすらと雪が積もっていた。この日の散歩の足跡は、犬と人間のもので犬なしで散歩に出たのは私だけだった。8日は1日中みぞれ混じりの雨だった。やむを得ず市のスポーツセンターへ行く。初めて書くが、昨年の5月の早朝散歩を始める前、週に2度ほど半年前から来ていたのだ。人はそれぞれ特徴ある歩き方・走り方をするものである。以前の知人5人ほどが歩き・走っているのがすぐに分かった。
9日は晴天に近かったが風があった。完全武装をして歩き出す。何時もの24時間スーパーへ行くと、ホームレスらしき人(顔だけは知っていた)が私に話しかけてきた。この人の話は、12月4日に書いた老人のことと、通称「ヘルメット」と呼ばれているホームレスであった。ヘルメットは、何処かに放置してある車に寝起きしているとの話は耳にしていたが、12月4日の老人も決まったねぐらはないという。この寒空にどうして夜を過ごしているのだろう。彼らに正常な生活をさせるには、サポートする人が多く必要である。その一人になろうと思っている。
・厳寒の 寒さに震える ホームレス 散歩の行き先 社会の底辺
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