『日々の映像』

2005年01月04日(火) スマトラ地震津波(8) 米国人5000人所在確認できず

 スマトラ地震の大津波関係のことを書くのは8回目となったが、今日もこの関連を越えるニュースはない。よって8回目となったが、今日も津波関係のことを書きたいと思う。米国務省は3日の記者会見で、スマトラ島沖の地震と津波で大きな被害を受けたインド洋周辺諸国で、約5000人の米国人の所在が確認できていないことを明らかにした。まさに空前の災害である。
 
 米国防総省は3日、スマトラ沖大地震の被災地支援で展開した米軍の規模が3日までに約1万2000人に達したことを明らかにした。国際的な災害支援では過去最大規模。ヘリコプターを多数搭載した大型揚陸艦など6隻が48時間以内に現場海域に入り、大量の真水を海水からつくれる特殊艦6隻も数日中に到着する予定だという。

 スマトラ島沖地震による津波で被災したスリランカ東部の村の住民約4000人が、昨年12月26日の津波発生以来8日間にわたり、政府や国際機関の支援が一切届かないまま孤立した状態の4000人の村(スリランカ・カヤスリキラ村)なども報告されており、日本の自衛隊も速く行動すべきだと思う。

 ブッシュ米大統領は3日、ホワイトハウスで記者会見し、スマトラ沖地震の被災者救援や被災地の復興支援に向け、父のブッシュ元大統領とクリントン前大統領に、全米規模のチャリティー活動の先頭に立つよう依頼したことを明らかにした。(共同通信から)米国民や米企業に広く義援金の拠出を呼び掛け、民間支援を大々的に展開する。このような義援金を米国の税制では、総て損金処理が出来るのである。
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癒しの森509                              2005年1月4日
       
             箱根駅伝の余韻

  今日のスポーツ二ユースは、箱根駅伝に関することが多く報道されていた。その一つが4連覇を成し遂げた大八木監督の指導力に関することであった。工業高校を卒業後、市民ランナーを続けていた大八木監督は、箱根へのあこがれから24歳で駒大の夜間部に入学し、働きながら箱根を走ったガッツマンなのである。95年にコーチとして母校に戻って、まず取り組んだのは、「当たり前のことを当たり前にやる。まずは規則正しい生活をする」ことであったという。

 個人記録で目立ったのは、順大の今井正人(2年)だった。5区、15位でタスキを受け取ると、初めからグングン飛ばし、同区では新記録となる11人抜き。1時間9分12秒の区間新を樹立した。新聞によっては「怪物」の出現と表現していた。なにしろ区間記録を2分以上も縮める快走だったのだ。当然ながら今井正人は、第81回箱根駅伝最優秀選手賞(金栗杯)に選ばれた。早くも今井正人の北京マラソンへの期待の記事もあった。

  ・初春に 怪物1人 現れて 五輪に期待の 熱い眼差し
     



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石田ふたみ