『日々の映像』

2004年12月19日(日) 「中国に親しみ」最低の37%・・・内閣府世論調査

 日中の経済関係は、逐年太いパイプとなっている。しかし、両国の大衆の意識は比較的醒めた関係だ。特に中国人の対日意識は11月25日に記述したように深刻なものだ。日本に対して、親しみを感じるのは僅か5.4%しかいないのである。この原因は、毎年問題として大きく浮かび上がる歴史認識と指導者の靖国神社参拝問題が反映していると思われる。
 内閣府は12月18日、今年の「外交に関する世論調査」結果を発表した。中国に「親しみを感じる」と答えた人は前年より10.3%減の37,6%で、同様の調査を始めた1978年以来最低となった。「親しみを感じない」は同10,2%増の58、2%になっている。これを一欄にすると以下の通りである。
 日本 中国に親しみを感じる  37.66% 前年比10.3
 中国 日本に親しみを感じる   5.4% (11月25日日々の映像)
 日本 中国に親しみを感じない 58.2% 前年比10.2%増
 中国 日本に親しみを感じない 53.6% (11月25日日々の映像)
 日本 日中関係が良好だと思う 28.1% 前年比18.8%減少
 日本 日中関係が良好だと思わない 61.1% 前年比18.1%増加
 内閣府は調査結果について「ガス田や靖国神社参拝問題に加え、サッカーのアジアカップで日本チームを必要以上に敵視した中国国民の対応ぶりなどが影響しているのでないか」と分析している。なにはともあれ、中国人の日本に親しみを感じる人が僅か5.4%であることはショックであるが、なぜそうなっているかを冷静に理解する必要がある。
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癒しの森493                            2004年12月19日

                 酒を断つべし

  私の知人で酒を止めさせたい人が3人いる。3人とも完全なアルコール中毒である。一端アルコール中毒になると、一人では立ち直ることが出来ない。一人はかなり重症で糖尿病も併発している。最近は足の痛みがあるようで、壊疽ではないかと危惧している。ここまで来ても酒を断つことが出来ないのである。この人が酒を飲めなくなるのは、足を切断してベットに拘束される時しかないのかもしれない。

  もう一人毎日浴びるように酒をのむ人がいる。この人からは何とか立ち直ってもらいたいと思っている。昨日断酒会で講演したことのある知人と懇談する。詳しくは省略するが少々のことでは酒を断てないのだ。ここでは断酒会の誓いの言葉を引用したい。
• 私たちは酒の魔力にとらわれ、自力ではどうにもならなかったことを認めます。
• 私たちは断酒会の力によって立ち直りを信じ、つとめて例会に出席します。
• 私たちは過去の非を常に反省し、今までに損なった人々に及ぶ限りの償いをすることを誓います。
• 私たちは互いに助け合い、励まし合い、人間関係を確立して新しい人生を建設することを誓います。
• 私たちは断酒会を盛り立て、広く同じ憂いを持つ人々とその家族を救いあげるために、努力することを誓います。
メモ 断酒会家族の誓い

    ・助け合い 励ましあって 困難を 乗り越え開く 新たな人生
     


My追加ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メモ 家族の誓い
•私の主人、私の息子は、断酒会に入会しました。
•あれほど好きな酒をやめるのは、本当につらいことでしょう。
•断酒を決意した主人、息子は偉いと思います。
•主人、息子の酒癖は病気です。病気だから治さねばなりません。また治すことができます。
•主人、息子の酒を断つために少しでも力になって共に苦しみ、共に治します。
•断酒会の皆様と共に、主人、息子の断酒に協力することを誓います。




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石田ふたみ