『日々の映像』

2004年12月18日(土) 北、めぐみさん遺骨鑑定結果「認めない」

 北朝鮮政府は遺骨鑑定結果を「認めることもできない」と回答したという。北朝鮮政府は16日、北京の日本大使館に対し、「日本側の鑑定結果を受け入れることも認めることもできない。今後、真相の究明が行われることを望む」(12月17日・朝日から)と回答したのだ。北朝鮮大使館で趙吉柱(チョ・ギルジュ)参事官が堀之内秀久公使に面会し、「鑑定結果は捏造(ねつぞう)」などとする14日の北朝鮮外務省報道官の談話と同趣旨の主張を繰り返したという。町村外相は12月16日の都内の講演で、趙参事官が鑑定結果について「日本人による陰謀、策謀であり、でっちあげだ」と述べたことを明らかにしている。これではどうにもならない。
  
 日本側は「鑑定結果は科学的で、客観的かつ正確なものだ。北朝鮮側の主張は受け入れられない」と反論している。北朝鮮は6カ国協議に関しては「このような極右勢力による共和国に対する計画的、挑発的な動きが続く限り、日本と共に協議に参加することを真剣に再検討する」と6ヵ国協議をけん制している。日本の鑑定結果を「このような極右勢力による共和国に対する計画的、挑発的な動きが続く限り・・・」などと言っているのであるから、国交正常化交渉が出来る訳がない。国交正常化交渉どころか、経済制裁の声が日増しに高まっている。北朝鮮は偽の遺骨出すなどして何を隠そうとしているのか、いたずらに無意味な時間が流れていくだけだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森492                            2004年12月18日

                星の最期飾るリング

 2004年11月23日宇宙の巨大な生と死と題して少々書いた。この日「なぜそんなに宇宙のことを書いたか、それは11月2日にも書いたとおり、生命を生み出す偉大(神秘)な存在(サムソン・グレート)に限りなく惹かれるのである。その中でも星の誕生と寿命を迎えた巨大な星の死(超新星爆発)のドラマは、想像を絶する規模なのである」と書いた。

 地球から「はくちょう座」方向5000光年離れた場所に星の最期を飾るリングをすばる望遠鏡が赤外線でとらえた画像が12月17日に公開された。中心は太陽の5万倍の明るさというから想像すら出来ない規模である。「殻(かく)」〈燃焼している中心部〉と呼ばれるリングの直径は太陽の約100倍もあるのだ。

 宇宙・銀河系の広さに感嘆しながら、その大きさを極小にして比較などをした。以前に書いた地球と太陽の比較である。地球を1メーターの球形とすると太陽は109メーターもあるのだ。上記の燃焼している殻の直径は、太陽の100倍というから、地球が1メーターとすると、1090メーターの大きさで、まさに想像を絶する規模なのである。

  ・巨大なる 星の生死の この規模よ 宇宙を貫く サムシング・グレート
     








 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ