『日々の映像』

2004年11月02日(火) 50年ぶりの新球団(楽天イーグルス)誕生

 昨日新しいお札が登場いた。一万円札が福沢諭吉、五千円札が樋口一葉、千円札が野口英世だ。紙幣刷新は1984年以来20年ぶりであるという。

 今日50年ぶりに新球団が誕生した。日本プロ野球組織(NPB)は2日、実行委員会とオーナー会議を開き、新規参入を申請していたIT(情報技術)関連企業の楽天の来季からのパ・リーグ加盟を承認した。ライブドア(堀江貴文社長)との審査の結果、既にJリーグでヴィッセル神戸の経営実績もある楽天が、企業規模などの点で長期的に安定した球団運営を期待できると判断した。(毎日から)それにしてもプロ野球への新規参入が1954年の以来半世紀ぶりだというから驚く。

 球団名は「東北楽天ゴールデンイーグルス(通称・楽天イーグルス」で専用球場は県営宮城球場(仙台市)。 選手は、オリックス、近鉄の合併球団の優先確保枠から外れた選手を中心に編成される。来季開幕に間に合うよう県営宮城球場を約32億円かけて改修するという。一連の球界再編問題は楽天の参入で一応決着するが、経営難の大手スーパー、ダイエーが産業再生機構に支援を要請したことで、ダイエーが保有する福岡ダイエーホークスの存続問題が新たに浮上している。IT企業のソフトバンク(孫正義社長)がホークス買収に名乗りを上げているが、このことがどうなるかが今後の焦点になる。新規参入で楽天に破れたライブドアは、今までの大きな報道で十分過ぎるほどの宣伝効果という果実を得たように思う。
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癒しの森 445                         2004年11月2日

         宇宙から、生まれて宇宙に帰る

  10月30日村上和雄先生の演題は「宇宙から生まれ、宇宙へ帰る」であった。このことについて、先生の講演の要旨を引用して、理解に役立てたいと思う。

 「・・・地球の元素はどこから来たのか。宇宙から来たのである。したがって、私たち生き物は、すべて宇宙の星くずの一片である。私たちの身体は地球から、さらに宇宙からの借り物であるといえる。借り物である証拠に一定期間借用して、全員返却しなければならない。返却した身体は、大気や地球の元素に還元され、もう一度地球上の生物の身体に帰ってくる」この項のポイントは私たちの身体は「宇宙からの借り物」すなわち生物は仮の姿を維持しているに過ぎないとの指摘である。

 そして死によって宇宙の元素に還元され、もう一度地球上の生物の身体に帰ってくると説明されているのだ。この説明は、仏教の輪廻転生の捕らえ方と同一である。西洋は人生を一冊の本に譬える。東洋は一冊の本に譬えると、今生は1ページとし次のページ(来世)があるとする。どちらの説を用いるかは各自の自由である。村上先生は科学者の立場で後者の捕らえ方を支持する立場に立っているのだ。 論を広げるだけの知識は無いが、宇宙そのものに生命を生み出す偉大(神秘)な存在(サムソン・グレート)があるのだ。いや宇宙が生命そのものと言えるのかもしれない。

   ・巨大なる 謎を抱える この宇宙 生命生み出す 神秘な存在
     







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石田ふたみ