2004年11月01日(月) |
ビンラーディン容疑者がテロ警告 |
国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者は30日未明中東の衛星テレビ、アルジャジーラが放映したビデオで、2001年9月11日の米中枢同時テロを行ったことを認めた。そして「ブッシュ(米大統領)は9月11日の事件から4年経つというのに、いまだに混乱とミスリードを続けている」とブッシュ政権を強く批判した上で、「これらの出来事が繰り返される理由はまだある」と述べ、新たなテロを警告している。ビンラーディン容疑者はさらに「米政府の政策が続けば今後も(同様のテロが)繰り返されるだろう」と述べ、11月2日の米大統領選を前に大規模なテロを行うと警告している。 同容疑者はブッシュ政権について「腐敗した王制や軍事政権と同じだ」(10月30日・共同通信)と非難している。
声明を米大統領選挙の直前を狙ったタイミングで発表し、米政府と国民への動揺を誘う狙いがあるとみられる。しかし、ブッシュ大統領批判は、むしろ同大統領にはプラスに働くように思う。ブッシュ米大統領はビンーラディン容疑者のビデオが放映されたことを受け「米国民は敵の脅しに屈したり、影響されることはない。対テロ戦で勝利する」と宣言している。ウサマ・ビンラーディンのブッシュ大統領に対する執ような攻撃は、ブッシュ落選を狙ってのことだろうが、米国民がウサマ・ビンラーディンの言葉を信用するはずも無い。よって、この攻撃はブッシュ大統領に有利に働くと思う。歴史は常に皮肉な結果を産み落とすようだと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森 444 2004年11月1日
新たな活力が湧き上がる生き方
10月30日に「死」をみつめ、「今」を生きると題して、日野原重明先生と村上和雄先生の講演の骨子を記述した。この各論になると膨大な視点がある。これらは折を見て学習してここに書きたいと思っている。今日は、93歳で大活躍をしている日野原重明先生の姿を通して私が感じる世界を記述したい。 まず思うことは、90歳代まで何らかの形で活躍できれば、人生は限りなく長いと思う。私は57歳のときに日々の映像を書き始めて2年ほど経過したとき、これから20年間書き続けようと思った。これが希望通り達成されても、まだ77歳なのである。現在の日野原重明先生から見れば16歳も若い。このように思うと日野原先生の生きる力は大変なものである。 どうして93歳になられても、これだけの活躍が出来るのだろう。これを知ることは人生の根幹を知るに等しいと思う。日野原先生は両手を広げて「自分自身以外の為に時間を使ったか、他人の為に何時間使ったか。自分の為に使った時間の重りと、他人の為に使った時間の重りがどうなるか・・・」と講演されていた。以前日々の映像でアインシュタインの言葉を引用してことがある。その言葉は「自分以外の為に生きるとき、新たな生命が生まれる」(要旨)言うものであった。他人の為に時間を使う生き方をするとき、人間としての生きる新たな活力が湧き上がってくるのだ。
・活力が 沸きでる原理は 明快だ 自分以外の テーマ有る無し
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