2004年10月28日(木) |
平成16年新潟県中越地震 (5) 優太ちゃん奇跡 生存 |
日本中が優太ちゃんの救出を見守った。この感動的な救出劇を伝えるニュースが日本中を駆け巡った。車よりも大きな岩に囲まれた現場で、決死の救出作業が続いた。新潟県中越地震の発生から5日目の27日、全国にテレビ中継される中、消防隊員の手で男児が助け上げられると、歓声と喜びで沸いた。優太ちゃんは、暗闇の僅かな空間で90時間以上飲まず食わず生きていたのだ。なんという生命の力・・このニュースは被災者全員を励ましたようだ。「保育士10人が正座して画面を見つめた。優太ちゃんの救出に「やったー、やったー」と歓声と拍手が沸いた。小幡陽子所長は『言葉が出ない』と泣き出して、後は絶句。」(毎日から)この報道は感動的な救出劇の一場面である。
ともかく2歳男児が被災から90時間以上が経過して救出されたのはまさに「奇跡」だった。「幼児が1人で4日もの間、生き残るということはまさに奇跡だ」(横浜市・福田医院の福田伴男院長)。優太ちゃんの救出劇に日本中が驚きの声を上げた。このような出来事が地震復興の起爆剤と成ってほしいものである。
母子3人の救出活動で、生存確認に役立ったのが人命探査装置「シリウス」だ。ドイツの特殊装備会社が開発したシリウスは、人間を含む生物の心肺の動きを電波でキャッチすることで、災害時にがれきの下に埋もれた被災者の生存を確認する。東京消防庁によると、主な政令都市に配備されているが、国内で人命救助に成功したのは初めてだという。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森440 2004年10月28日 癒しの森の再公開に当たって
癒しの森は、2003年8月13日から日々の映像(22831)の下段に書き始めたものです。社会の出来事をベースとした日々の映像のエッセーでは、どうしても嫌な内容が続くことが避けられない。よって、その下段に文化的なもの、心に癒しを感じる事柄を書いてきた。昨年数ヶ月間、ジャンル「苦悩/心」で公開したのであるが、場違いの印象があったので公開を中止した。 その後癒しの森も回を重ねて今日で440回となりました。読者から癒しの森の目次をさかのぼって関心のあるテーマを読みたいなどの要望がありました。癒しの森は私の日常生活の中に感じる癒しの世界を書いているので「日常/生活」のジヤンルで再公開することにしました。ここへは「癒しの森を読みたい方はこちらにどうぞ」をクリックしてください。 日々の映像は、毎日の掲載でありますが、癒しの森(30290)への転載は2〜3日後となることがあります。癒しの森は2003年8月13日の「癒しの森を初めて読む方へ」に書いた基本に基づいて、思考錯誤しながら書き続けて来ました。当面は700回を目標としていますが果たして、あと260回を書き続けられるかとの不安もあります。しかし、最近は10月9日にも書きましたように、読者の感想が癒しの森を飾ってくれるようになって来ましたので、読者に支えられて何とか700回を目指して書き進めて行きたいと思っています。読者の感想並びにご支援をお願いする次第です。 2004年10月27日 石田 ふたみ
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