『日々の映像』

2004年10月25日(月) 平成16年新潟県中越地震 (2)

 23日発生した地震による被害の概要が鮮明になって来た。死者は小千谷市を中心に23人、負傷者2100人以上(新潟県など調べ)に達している。道路寸断で孤立している村もあり、被害はさらに拡大する見通しだ。東北電力によると、24日午前6時現在、両市や十日町市、見附市、山古志村など同県内の33市町村で、計23万9000戸の停電が続いている。更に11万戸が断水して復旧のめどは立っていない。約6万8000人が避難しているが食料毛布などの不足が続いている。

 最も深刻なのは、震度3―5程度の余震がなお続いていることだ。今朝の震度5強の余震があり、何時震度6強の余震が来るか分からず、被害者の中には野外で夜を過ごしている人もいる。この地震で亡くなられた方々のご冥福を心から祈るとともに、被害がこれ以上広がらないことを願うばかりである。ハウスの中に避難した100人余りの家族がテレビに放映されていた。本来、家族の団欒の時であるはずなのに安心して身を休める場である家に戻れないのだ。野外で肌を寄せ合う被災者の皆様の映像をみていると『本当に大切なもの』は何かと考えさせられる。

 国土地理院は24日、全地球測位システム(GPS)による観測で、新潟県中越地震によって、小千谷市が約24センチ隆起し、逆に守門(すもん)村は約9センチ、大和町は約4センチ沈降したことが分かったという。これでは激しい衝撃になるわけだ。台風が天の怒りであれば、地震は地の怒りともいえる。
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癒しの森437                          2004年10月25日

          高校時代の同級会に出席

  今日はとんだミスをした。同級会の集合時間を間違っていたのだ。幹事から電話を貰い慌てて会場であるワシントンホテルに行く。タイミングの良い電車があったので、開宴間もなく会場に着くことが出来た。会場に入った時は、出席者40名1人1人がステージに立ち自分の近況を報告している最中であった。間もなく私の番が来た。日々の映像の紹介をするとともに、「ヘルシー・ライフの会」を作って、この活動で結構多忙な日々を送っているとの報告をした。
  
多忙であることが若さを保つ秘訣の一つであると思う。同級生諸氏も65歳ともなると、表情に「たそがれ」を滲ませている人も多くいた。特に会社を退職して、これといったテーマを持っていない人は、人間としての活力が急速に失われていくようだ。今日集まって同級生の中に、「日々の映像」を読んでいる人数人と懇談した。日々活動のテーマを持っている人には活力がある。工業用薬品の販売会社の社長をしている関氏から、ヘルシー・ライフの会で、健康に関するソフトビジネスをするよう薦められる。
 
 自然な形で多少のことは生まれるかもしれない。ただ、長期的にはカドミウムに汚染されていない米の産地の確認と、斡旋を主たるソフトビジネスにしようと思っている。毎日の食の安全こそ重要との価値観からである。
  
  ・表情に たそがれ滲む 人もあり 活力生むため テーマ持つべし
     





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石田ふたみ