『日々の映像』

2004年10月16日(土) 国民年金法の「25年規定」の疑問

 国は国民に対して威張っていると思うことがある。その一つの事例が国民年金法の「25年規定」である。国民年金を25年間以上納めなければ、年金は1銭も払いませんと威張っている。国民年金を20年間319万円(13300円×240ヶ月)払って、その後何らかの理由で支払いできなかった人は、年金に支給がゼロなのだ。20年間319万円は払い損なのである。国の「25年規定」は、国民に対してこれほど無慈悲で威張り腐っている制度はないと思う。

 60歳未満の現役の被保険者のうち、今後納付しても期間が25年未満で、“払い損”になる約40万人分の名簿を社保庁が持っていることが明らかになった。この40万人がこれから無年金者になる。一方、65歳以上の「無年金者」については長妻昭衆院議員(民主)の質問主意書に、社保庁が今年8月、40万7000人と回答。これに前記の60歳未満の約40万人を合わせると80万人を超える。この80万人には60〜64歳のデータが抜け落ちており、無年金者はさらに増えるのは必至である。
   
 社会保険庁は「受給権者への支給が我々の業務。権利のない人の数は把握していない」(引用同)として事実上、無年金者の存在を無視している。こんな姿勢では国民年金の信頼を国民から得られるわけがない。 そもそも25年間払い続けなければ、年金の支給資格がないという現在の制度を緊急に改定すべきである。外国の場合、年金受給権を得るのに必要な加入期間は、「仏3カ月▽スウェーデン3年▽独5年▽米国10年」(10月15日・毎日から)となっている。日本の25年は群を抜いて長いのである。
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癒しの森428                           2004年10月16日 
 
          セロリは薬そのもの (2)

 昨日に引き続きセロリのことを書きたい。何時も同じことを書くが体調を崩して(病気になって)どうするかでなく、病気にならない食の習慣を付けるべきだと思う。健康のためにセロリ栄養価が高く、さまざまな薬効がある野菜ですから常食にしたい食品である。栄養素は茎より葉の方にたくさん含まれているようだ。「葉や小枝の部分は、炒めもの、てんぷら、おひたしにすると、おいしく食べられます。シチューなどの煮込み料理に、セロリの葉をブーケガルニ(香りの束)として使うのはよく知られるところです。茎も、サラダにするほか、炒めもの、煮物に。また、漬物にしてもおいしいので、たくさんあるときは、塩漬やぬか漬にして保存しましょう」と全農のホームページは呼びかけている。

 セロリの薬効を引用したい。セロリに「メチオニンも含まれており、常食すると肝臓の働きを活性化。また、メチオニンには抑うつ症状を改善する効果もあります。このほか、ベータカロテン、ビタミンB1、B2、C・E、カルシウム、カリウム、鉄など、ビタミンやミネラルをまんべんなく含み、食物繊維も豊富な健康野菜です。カリウムと食物繊維は、便秘解消や利尿作用も期待できます。葉の部分に多く含まれるビタミンB1・B2は、体内のエネルギーの代謝をよくし、神経系の正常な働きを維持してくれます。 さらにセロリには、ビタミンUも含まれており、これは潰瘍を治すビタミンとして知られています」特筆すべきことは抑うつ症状を改善する効果もあるという点だろう。
   
  ・ビタミンや ミネラルなども 多々含み 食物繊維の 健康野菜
     




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石田ふたみ