『日々の映像』

2004年10月10日(日) 国民年金の未納者1000万人 

 郵政公社の調査によると、家から郵便局までの平均距離は1.1キロであるという。その他の公的機関は、小学校までの平均距離が1.1キロ、警察署・交番1.4km、消防署2.3km、市町村役場2.9km、国公立病院4.0km、裁判所7.4km、税務署7.6km、社会保険事務所9.8kmとなっている。(ここまで小泉メールマガジンから)平成15年度末現在、郵便局は、全国の市区町村に合計24,715局設置されている。

 反面、今社会的な関心のトップとなっている年金を扱う社会保険事務所は、全国で312箇所しかない。保険料の徴収事務が2002年4月に、全国3300の市区町村から312の社保事務所に移管されたのである。会計検査院調査の調査によると年金加入者の電話番号が、所得や納税額とともに個人情報にあたるなどの理由で引き継がれていなかったという。これらが原因して2002年度の国民年金保険料の納付率は、前年度比8ポイント減の62.8%まで急落している。
  
 事態はもっと深刻のようである。会計検査院の調査によると、昨年度まで2年間の国民年金の保険料を1か月分以上、未納のままになっている「督促対象者」が約1000万人もいること明らかになった。社会保険事務所で、月額1万3300円を集める現行の制度はもはや制度疲労の典型のように思う。月額5〜6万円の国民年金の原資は、消費税で徴収して社会保険事務所で国民3200万人(支払っている人2200万人)から13300円を集めるなどという制度は改定すべきだと思う。この徴収コストどれだけの費用が掛かっているか分からない
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癒しの森422                           2004年10月10日

        森に健康増進やリハビリに効果

 森にストレス解消の効果があることは大半の人が経験していると思う。林野庁は、森林浴によって健康増進やリハビリに効果が期待できる山林を「森林保養地」に指定することを決めた。近く、全国から候補地を募るという。更に森林浴の効果を医学的に分析したうえで、森林セラピスト(療法士)の資格を設け、リハビリの指針となる「森林療法メニュー」も作成するとのこと。森林セラピストの資格は、看護師など医療関連の国家資格を持つ人が対象になる見通しだ。「この森に行って、毎日このコースを歩いてみてください」こんな処方が出る時代が来るかもしれない。

 日本では、サラリーマンの約6割がストレスを感じている調査結果もある。毎日のストレスは、自分なりの解消法を各自が身に付けることが必要だ。森林浴という言葉がある。森林内を歩くことで、樹木から発散される芳香性物質や、小鳥のさえずりなど様々な要素によってリラックスできるとされている。私の体験を記述させていただければ森林の効果を否定するものでないが、歩く行為そのもの中で、かなりのストレスが解消されるように思う。現役で働いている方々は、朝の散歩は難しいと思う。夕刻或は食後30〜40分歩く習慣を付けることが健康増進の入り口のように思う。まだ注文していないが「歩きながら病気を治す」という本がある。多少汗ばむ程度に歩くという行為が、健康に計り知れない好影響を与えるのだ。
 
 ・ストレスに 汗ばむ程度 歩くこと ここに生まれる 癒しと健康
     


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石田ふたみ