2004年09月15日(水) |
バクダッドで自爆テロ 47人死亡114人負傷 |
悲劇的な殺し合いが、何時終わるめどもなく続いている。バクダッドの警察近くでまた自爆テロがあった。「バグダッド中心部の警察署近くで14日午前10時ごろ、自動車爆弾が爆発し、少なくとも47人が死亡、114人が負傷した」(14日・毎日)という。警察官採用に集まった応募者を狙った自爆テロで今まで何回も繰り返されてきたものだ。
反米武装勢力は「米国に協力するやつは殺す」という論理なのだ。中部バクバでも同日、警察車両2台が銃撃を受け、乗っていた12人が殺害された。政府機関や警察弱体化を目的にした反米武装勢力の攻撃はどこまで活発化していくのだろう。米軍やイラク警察などに対する武装勢力の攻撃の激化は、暫定政府の治安維持能力が改めて問われる事態となっている。殺された47人は物でなく人間なのである。家族・兄弟がいる人なのである。警察官の応募に行って殺される・・反米勢力はこの家族の嘆きが全く聞こえないのだろうか。
9月1日に書いたが、ただ「米国に協力するやつは殺す」というような単純な思想ではどうにもならない。そして学者や医師ら知識階層の暗殺が続いているのだ。9月1日に引用したが「イラク戦争後の昨年5月からこれまでに251人が暗殺され、1000人以上が国外へ逃れた」(引用同)という状態が続いているのだ。米国から見ればどうにもならない泥沼である。そもそも、この程度の文化的な土壌の地域に戦争を仕掛け民主化を持ち込もうとしたプランそのものが失敗だったのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森 397 2004年9月15日 うどんの会のお客様 妻が退院して元気になってきたので、10日ほど前からうどんの会が始まった。週に3〜4日昼の来客があるというパターンだ。うどんを作るのは私の仕事であるが、慣れてくると5人分ぐらいのうどんの仕込みは朝飯前である。 新潟大学への留学生は中国からの留学生が多く200名余りいるようだ。この中で5人ほど我が家のうどんを食べに来ていた。今日はその中のリ・ゲンメイさんが同じく留学生友人ソウ・ゲンさん、リ・ナさんを連れてうどんを食べにきた。今回は女性のみだったので、国際情勢などの難しい話は出なかったが、日本語と英語を話せるのだから優秀な学生である。 ポプラ社に出品した「癒しの森」について少々懇談する。中国の有名な漢詩のほとんどが日本に紹介されているが、日本の俳句・短歌などは中国にほとんど紹介されていないようだ。彼女たちの頭の中での詩とは漢詩のことであって、日本の短歌などは文章としては理解するが、これが独立した歌であるとの理解は困難なようであった。 今日の食事はうどんと発芽玄米ごはんであったが、発芽玄米ごはんは思っていたより美味しいといって食べてくれた。うどんの食べ方で食文化の違いを感じた。彼女達は私達が長物を当たり前のようにつるっと喉ごし良く食べるのを興味をもって見ていた。「郷に入れば郷に従え」と一人が挑戦するとあとの二人も続いてツルッツルッ、最初は上手く出来なかったツルツルもなんとか出来てニッコリ、ああ可愛い純真な乙女達よ。 ・食感と 味覚のセンス 変わりなく つゆを付けずに うどん美味しく
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