2004年09月14日(火) |
飲酒で乳がんの危険3倍 女性ホルモン増え |
酒は半酔といってビール1本、日本酒1合程度であればほろ酔い加減で身体に良いとされてきた。しかし、過去の常識が正しいとは限らないのである。「1日に缶ビール(350ミリリットル)1本に含まれる程度以上のアルコールを飲む女性が乳がんになる危険は、まったく飲まない人の約3倍」(9月14日・共同通信)との調査結果を、菊地正悟愛知医大教授(公衆衛生学)らがまとめたという。このデータを9月29日から福岡市で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。 この調査は全国24地域に住む40−79歳の女性約3万6000人を平均7年半追跡調査した結果によるので説得力がある。調査期間中に乳がんになったのは151人。飲酒によるアルコール摂取量が「1日平均15グラム以上の人は、飲酒しなかった人に比べ2.93倍、乳がんになりやすいことが分かった」(引用同)という。同大講師は「多量の飲酒で、乳がんの増殖に関与しているエストロゲンという女性ホルモンが多くなるためではないか」と話しているが因果関係の詳細は分かっていない。 ただ、ビール1本程度のアルコールを飲む女性は乳がんになる確立が3倍もあるというから「酒は百薬の長」などと入っていられない。日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、女性では胃がんを抜いて最も頻度の高いがんになっている。毎年約3万人の女性が乳がんにかかるのだが、アルコールが関係しているという報道は初めてだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森 396 2004年9月14日 人を理解する・・これに勝る癒しなし 昨日引き続きポプラ社の癒しの森の評価に関することを書きたい。やや我田引水かもしれないが、掲載のミニ論評は1週間で消えてしまうので、ここで引用させて頂く。作品市場に制作担当者によるコラムがある。五題あるコラムの中で「作品市場みだれ読み」というコーナーがある。 ・・・・『癒しの森』石田双三著 エッセイに登録されている作品です。すばらしかった!石田さんの考える「癒しとはなにか、、、」の持論にまず当てられてしまいました。日産の「SHIFT_」にも似た発想の転換。既成概念を壊すことはこんなにも気持ちの良いものか! 人を理解する・・・これに勝る心の癒しはないと思う。 素晴らしいことを讃える姿勢が、自身の心の癒しとなると思う。 ( 『癒しの森』石田 双三著 --初めて読む方へ--より抜粋) 癒しって自分自身のなかにあったんですね。是非ご一読くだされ。まっすぐな心で読めますよ。・・ 上記個コラムを書いてくれた人は「もっちゃん」という人だ。改めて指摘の部分を引用させていただく。 「・・・素敵な人を、努力の人を、偉大な人を理解することは、その人の持っている文化が自身に流れて来るからである。人を理解する・・・これに勝る心の癒しはないと思う。日本には輝く生き方をしている人が実に多いと思う。もとより、これら努力の人、芸術の人の真似などは出来るものではない。しかし、素晴らしいことは素晴らしいと讃嘆する文化が絶対必要だと思っている。素晴らしいことを讃える姿勢が、自身の心の癒しとなると思う」
・最善の 心の癒しは いずこにか 流れ通うか 優れた文化が
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