『日々の映像』

2004年08月25日(水) 3人に1人が「朝食は会社でパン」

 現代は食が荒れていると思う。それを象徴しているのが若者の食の傾向である。アサヒ飲料が24日発表した現在ビジネスマン 朝の生活実態調査によると、「若手男性サラリーマンの33%が、朝食は出社後に自分の席で手軽に取っていることが分かった」(時事通信)という。 朝食を「必ず取る」と「取ることが多い」を合わせると74%で4人に1人は食べていない。これも一つの問題である。

 次の問題は朝食を食べる場所である、自宅の人は37%、会社に着いてからの人は33%、通勤途中の人は22%となっている。自宅外の朝食は「コンビニエンスストア」(77%)が圧倒的で、買うものは「パン」(52%)、「サンドイッチ」(41%)と実に93%の人がパン(粉食)なのである。 朝食の主な役割は、昼食までの活動を支えるエネルギー源で胃腸の働きには食物繊維が必要なのだ。上記のようにパンと少々の飲み物では、食物繊維不足にならざるを得ない。やむを得ず通勤途中または会社で朝食を摂る人は、パンより食物繊維の多いおにぎりを食べた方が数段優れた朝食になるのである。日本旅館の定番朝食のように、ご飯に味噌汁、海苔に生卵、納豆のような朝食が理想なのである。
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癒しの森371                          2004年8月25日
           
       柴田亜衣が金!女子自由形初の快挙だ

 1メートル76、61キロの体には無限のスタミナが隠されていた。女子自由形での金メダルは、日本競泳史上初の快挙なのだ。世界では通用しないといわれた自由形にヒロインが誕生した。女子800メートル自由形決勝で、柴田亜衣(鹿屋体大)が8分24秒54のタイムで金メダルに輝いた。日本競泳界にとってまさに画期的な快挙となった。

 無名だった彼女の存在が一躍世界にその名前を知らしめた。競泳日本女子史上初の自由形でのメダル。「並外れた持久力が求められる長距離で日本の常識を覆した。誰もが予想しなかった金メダル」(スポニチから)柴田は「自分でもまさかの金メダル。びっくりしています。すごいメダルラッシュで自分もその流れに乗りたかった。焦るな、焦るなと言い聞かせて泳いだ」という。

 金に輝くには壮絶な努力が必要なのである。何しろ「1日9000メートルもの壮絶な泳ぎ込み」(スポニチから)で長身と上半身のを生かした技術を徹底して磨いたという。この練習量に心から敬意を表したい。人生は時に思いがけないことが起こるような気がする。あきらめなければ栄光をつかむことができるという見本のようだ。
  
                    
   ・壮絶な 訓練重ねた 甲斐あって 快挙となった 柴田のメダル
     


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石田ふたみ