『日々の映像』

2004年08月11日(水) 美浜原発:蒸気噴出、4人死亡7 人重軽傷の事故

 9日午後営業運転中の福井県の美浜原発で重大な事故が発生した。タービン建屋内に高温の水蒸気が吹き出し、中で作業していた作業員11人が火傷を負い、うち4人が死亡し、2人が重体、2人が重傷という惨事となった。何しろ高圧の温度150℃の高温水を被ったのだからたまった物ではない。上記の重体重症の4人も予断を許さないと思う。
  
 直径約56センチ、厚さ約1センチ炭素鋼鉄がなぜ剥がれてしまったのか。。毎日の報道によると関西電力は「定検で肉厚が減っていないかを超音波で調べるなどしている」となっているが、別の報道では、この肉厚の検査はしていなかったとある。昨日7時のNHKのニュースによれば、厚さ10ミリの配管が1.8ミリになっていたという。僅か1.8ミリの配管に高温高圧水が流れていたのであるからどうにもならない。最終的には点検を怠った人災になるのではないか。「同社では、11火力発電所の定期自主検査記録で3600件を超す不正記載を行っていたことが6月に判明するなど不祥事も相次いでおり、今回の事故で経営トップの責任問題が浮上するのは必至だ」(8月10日・毎日から)とある通り、この事故の顛末はさまざまな波紋を生むことだろう。

 それにしても今月14日から定期検査の準備作業のため木内計測(本社・大阪市天王寺区)の社員ほか211人もの人達が準備作業していたという。このように保守コストがかかり、しかも危険が伴う原発はドイツ並みに廃止すべきだと思う。7月25日に書いたように、日本も風力発電にもっと力を入れるべきである。
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癒しの森357                          2004年8月11日

         スパーク3人娘(ゆかり・ミエ・まり)を再結成
 
 2003年11月4日にピンクレデーこと未唯(みい)と増田恵子さんのことを「2人は魂でつながった「戦友」だった」と題して書いた。この時は書かなかったが、なんといっても感心することは、数十年前と同じ体形をしていることである。この世界の一流の条件は、自身の体重のコントロールであることは分かるが、言うは優しく実行はなかなか難しいことだと思う。一昨日のテレビで山本リンダのステージがあったが、この人も何十年も同じ体形と声を維持しているのだからすばらしいことだと思う。
 
 1960年代前半に「スパーク3人娘」として人気だった園まり(60)中尾ミエ(58)伊東ゆかり(57)が再結成することになったという。「3人娘」としてのNHK出演は、1964年の紅白歌合戦以来40年ぶりなのである。3人のポーズがスポニチに報道されていたが、40年前と同じ体形を維持しているのだから、感心を通り越して尊敬に値する元3人娘のおばさまたちである。
    
    ・還暦が そこまで来ても なんのその 3人娘 再び結成

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石田ふたみ