| 2004年08月10日(火) |
サッカーアジア杯の中国サポーター |
アジアカップの日中決勝戦は、厳重な警備態勢のなかで行われた。日本の勝利で試合が終わると、「中国人観客から日本のファンへ向けて物が投げ込まれた」(8日朝日)国際的な行事でここまで騒げば、国際的な信用が失墜することを知らないのだろうか。日本のプレーに繰り返し罵声(ばせい)を浴びせかけて何の益があるというのか。中国4000年の文化が、涙を流しているように思う。 決勝戦終了後、日本公使2人の乗った大使館車両が徐行しながら会場のスタジアムを出ようとした際、取り囲んだ多数の中国人サポーターから車体をけられたり、物を投げつけられたりしたのだ。車体の側面がへこんだほか、後部の窓ガラスに穴が開き、しばらく走行した後、粉々になったという。車体に物を投げつけてどうなるというのだ。ただ動物的な反応で生きる低レベルの大衆がいるのだ。 「日本国旗に火を付け、気勢を上げる」「敵を殺せ」「小日本を打ち破れ」とわめき散らすなどマナーの悪さが予想を超える。この騒ぎで場内にい た日本人サポーター2000人と日本選手団が足止めを食い、試合終了後も2時間以上にわたって場外に出られない状態が続いた。試合後の8日未明、宿舎へ移動中の日本選手のバスに、中国サポーターから石が投げられ、窓ガラスにひびが入ったという。このような状態で4年後のオリンピックが果たしてスムースに運営できるのだろうか。 ――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森356 2004年8月10日
ルースになった!松井秀喜 初の2発 かつて、ヤンキースではベーブ・ルースが病気の少年と交わした約束通り、本塁打を放った伝説的なエピソードがあるという。松井の話を聞いたトーリ監督は「「素晴らしい話だ。その少年とは何か約束したのかもしれないね、ベーブ・ルースのように」とのコメントだ。ベーブ・ルースとジョニーの物語はこうだ「ヤンキースのベーブ・ルースは26年のワールドシリーズ直前に、難病に苦しむ11歳の少年ジョニーを見舞い、ホームランを打つことを約束。同シリーズ7試合で計4本塁打を放って約束を果たし、翌年、少年の病気は治ったという逸話」なのだ。もう80年近く前の物語で、かなりのフェクションもあるようだが、人が人を励ます力があることが物語のベースなのだ。松井秀喜は試合前に見舞った難病と闘う少年に、勇気を与える大活躍を見せた。「これからも人々が頑張るエネルギーになりたい」(スポニチから)そう語る松井秀喜の気持ちは、2本のアーチと共に少年の心に確実に届いたはずだ。 自分より優れた人を一歩深く理解したとき、なんともいえない癒しと、明日もがんばるぞというエネルギーが涌いてくるものだ。松井秀喜の「これからも人々が頑張るエネルギーになりたい」(スポニチから)このように語る松井秀喜という青年がいるのだ。私は癒しの森を通して、人間の生きる文化を届けたい。癒しの森を待っている人たちがいる。これが記述していくエネルギーの源泉である。生きるエネルギーは人と人の間に生まれるのである。 ・自分より 優れた人を 知るときに 生きる力が 厳と湧き出す
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