『日々の映像』

2004年07月15日(木) 中・下越豪雨: 死者5人、2万4200棟浸水

 河川の堤防工事はかなり進んでいるが、一定量を超える集中豪雨に耐えることは出来ない。雨量と河川管理で二つの言葉がある。10年確率と100年確率だ。10年確率とは10年に1回時間50ミリの雨が降るかもしれないというものだ。都市中小河川はこの10年確率の基準で河川設計がなされている。よってこれを超える集中豪雨があると今回のような水害となる。100年確率とは100年に1回時間100ミリの雨が降るかもしれないというものだ。14日午後7時のニュースで、新潟県内は、局地的に1時間50ミリを越える雨が降る可能性があると報道していた。1時間50ミリを越えると、新たな水害が発生する危険があるのだ。

 新潟県の中・下越地方を襲った集中豪雨は、14日午前7時現在の県のまとめによると、「床上、床下浸水が合わせて2万2286棟に上り、14市町村で計1万9788人の住民が避難所で一夜を明かした」(7月14日・日報)と言う水害となった。何しろ 12日夜の降り始めから14日正午までの総雨量は、栃尾市で431ミリ、加茂市で331ミリ、長岡市で233ミリ、三条市で217ミリを観測したというからどうにもならない。(14日20時記述)
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癒しの森327                           2004年7月15日

         おばーちゃんとうにゃちゃん

 7月2日から妻が新潟大学の歯学部へ入院している。夜勤の看護婦さんたちが、妻のPRで日々の映像を開くようになった。日々の映像を読んでいるお見舞いの方もいる。妻がこれらの人達と、癒しの森の話が出ると必ず「おばーちゃんとうにゃちゃん」のことが話題になるという。だから、おばーちゃんとうにゃちゃんのことを書いている日にちだけ、プリンターして病院の持ってきてと頼まれる。プリンターに打ち出して、あらためて以下の癒しの森を読む。
癒しの森318  7月6日   始めて笑うおばーちゃん
癒しの森319   7月7日   始めて笑うおばーちゃんの感想
癒しの森320   7月8日   うにゃちゃんのメール
癒しの森322  7月10日   思わず微笑むうにゃちゃんの文章
癒しの森326  7月14日   続、おばーちゃんの話し

そして、私から見たおばーちゃん、うにゃちゃんの印象を以下の短歌で結ぶ
7/6   おはようと 声の中にも 心あり 笑顔を生み出す ドリンク一本
7/6  初めての 声の響きは ごっそさん こぼれる様な 笑顔の応対
7/7   ほんわかと 心を癒した この話し 心がジ〜〜ンと うれしい便り
7/8   うにゃちゃんが 癒しの森に 今日も来た みなが歓迎 小鳥もさえずり 
7/10  うにゃちゃんの 大きな声が こだまして 癒しの森の 木々も喜ぶ
7/14 今はもう 昔の友は センターへ 寂しさまぎらす 川辺の散歩
     






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石田ふたみ