| 2004年06月30日(水) |
ニュースの傾向を理解する。 |
世界中で一日どれだけの飛行機が飛んでいるのか分からないが、おそらく数万機になるだろう。これらの飛行機が一日無事に飛行を終えてもニュースにならない。 ただし、その中に一機でも墜落すると大きなニュースになる。毎日膨大なニュースが報道されるが、ニュースにはこのような性格があることを念頭に入れておく必要がある。大まかに整理すれば、良きことはニュースにならず、悪きことのみがニュースになるのである。 日本経済は現在10年少々前のバブル期並みの成長となっている。しかし、良きことは大きく報道されないので、この事実を知っている人は少ないと思う。有効求人倍率も大幅に改善されている。厚生労働省が29日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は「0.80倍と、前月を0.03ポイント上回った。雇用の先行指標とされる新規求人数は前年同月比5.5%増と、23カ月連続で増加した」(6月29日・日経から)このような良きことも、報道が小さいので知っている人は少ないと思う。 失業率も低下している。総務省が29日発表した5月の完全失業率は「4.6%となり、前月に比べ0.1ポイント低下した。完全失業者数は前年同月比56万人減の319万人となり、1年連続で減少した」(同)1年で56万人も失業者が増加すれば、おそらく民放のテレビニュースになるだろうが、その反対の場合はニュースとして扱わないのである。大衆はこれらマスコミの傾向を冷静に認識しなければならないと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森312 2004年6月30日
癒しの森も300回を超える
癒しの森も何とか300回を超えた。昨年8月13日から書き始めて、今日で312回目となった。5月31日に書いたように、癒しの森を書き続けることが出来るかどうか・・・日々行き詰まりを感じながら書き続けている。友人の協力を得ないと、早晩行き詰まるような気がしてならない。良き友を得て、2003年9月11日に書いた短歌のように700題の癒しの森をまとめたいと願っている。 癒しの森 25 2003年9月11日 癒しの森にしたわけ(再掲)
我が家に毎月3人の友人が来る。目的は日々の映像を題材にしての懇談である。その中の一人から、私の我流の短歌・詩を読んで「石田さんの短歌・詩は癒しになる」との評価を頂いた。そんなことから、癒しに関する短文エッセイを書こうとのイメージが固まった。 次に「森」としたわけである。この短文エッセイ1題を1本の木と置き替えている。嫌なニュースが氾濫している中で、癒しを感じて頂けるようなエッセイを書くことは難しい。はたして、どれだけの木を植えることが出来るか自信がない。100本植えることが出来るか、この程度なら森とはいえない。読者のご支援を頂いて、出来たら700本の木を植えることが出来ないかと思っている。今日25のナンバーが700になれば、癒しの森といえるだろう。
・友を得て 共に書きたし 七百題 招き寄せよう 癒しの森へ
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