| 2004年06月12日(土) |
自公連立政権の成果の一部 |
以前は財政投融資の規模が40兆円前後であった。この投融資は高速道路や下水道の整備事業や、奨学金の貸与事業、特別養護老人ホームなどの福祉施設の整備のための融資事業などの分野に活用され、利用者から徴収した利用料などで返済されてるシステムであった。しかし「財政投融資により、特殊法人が肥大化し、官僚の天下りの温床となっている」「特殊法人には市場原理が働かず、多額の債務を抱えている」(小泉メールマガジン第143号から)などの指摘がなされてきた。
小泉自民、神埼公明の連立政権で財政投融資の対象事業の重点化と、規模の圧縮が進められて来た。この予算の推移を見てみよう。 平成12年度 38.3兆円 平成13年度 32.5兆円 小泉自公連立政権発足 平成14年度 26.8兆円、 平成15年度 23.4兆円 平成16年度 20.5兆円 小泉内閣発足前の約半分まで減少する。 小泉メールマガジンで次のメッセージを国民向けに発信していた。「小泉内閣は『民間にできることは民間に』『地方にできることは地方に』との方針で、郵政三事業の民営化を始めとする『聖域なき改革』を推進し、財政投融資の重点化をさらに進めていきます」と。少なくとも以前の自民単独政権時代とは、根本的に異なるのである。 ――――――――――――――――――――――――――ーーーー 癒しの森294 2004年6月12日
日本の好きなスポーツ選手
昨日の「誠実」な松井秀喜選手に関連して、日本の好きなスポーツ選手を書きたい。その一人は、ダイエーの城島健司捕手である。この人のことは、2003年10月30日(癒しの森73)に書いた。城島選手のリポートも読んだが、松井と同じく「謙虚な誠実」さがあるのである。この日、エッセーの結びに次の短歌をかいた。
・信頼と 勇気で固めた 軍団の かなめに座る リーダー光る
今回元関取の舞の海による城島健司捕手に対する長文のインタビュー記事を読む。その一部を引用。
舞の海 「今年はアテネ五輪もあります」 城島健司捕手 「選ばれても意気揚々と『アテネに行くぞ!』とはいかないでしょうね。ペナントレースが気掛かりですし、簡単な仕事ではありませんから。昨年の五輪予選も、僕は3日間ほとんど眠れなかったし、終わって1週間ほど寝込んでしまいました。それを長嶋監督に話したら、長嶋さんも寝込んだと聞きました。予選でさえ体調を崩すほど重圧がかかったのだから、本戦となると……。アマチュア選手の夢を奪う形でプロが出場するんですから、勝たないといけない」この誠実さ・・私がここで補足するまでもない ・一流の 選手が保つ 財産は 謙虚と誠実 二文字の光彩
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