| 2004年06月11日(金) |
出生率が過去最低の1・29 |
過去厚生省(政府)の出生率の予測は当たった例がないのだ。ことごとく政府に予想を下回る出生率になっている。政府は2002年1月に公表した人口推計(中位推計)で、将来の合計特殊出生率が「2007年に1・306で底を打ち、その後は1・39まで回復する」と予測していた。
厚生労働省が9日にまとめた2003年の人口動態統計で、1人の女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)は、過去最低の1.29となることが明らかとなった。少子化は予測を上回るスピードで進行しており、先進国の中でも最も低い水準となっている。このような出生率であれば、成立したばかりの年金改革関連法の前提にも狂いが生じることになる。
過去に何回も少子化の問題をここで取り上げてきた。全体の印象としては少子化を食い止める対策がゼロと思うことである。平均的な夫婦の子供は2人である。なぜ3人を持たないかという質問に対しては「教育にお金が掛かるから」という理由が圧倒的に多いのである。何故ここに根本的な対策が立てられないのかと思う。毎年ガソリン税などの特別会計で、道路を作っても人工が加速度的に減少してはどうにもならないのである。道路財源の大半を少子化対策の充てるような発想が必要だ。メモ 出生数の年次推移 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森293 2004年6月11日
人を飾る財産は「誠実」の2文字
世論・市場調査の専門機関、社団法人中央調査社は7日、今年で12回目となる「人気スポーツ」に関する意識調査の結果を発表した。「最も好きなスポーツ選手」は、米大リーグヤンキースの松井秀喜が2年連続で1位となった。松井秀は18.6%の支持を集め、2位は長嶋茂雄氏の8.9%だった。3位イチロー、4位中田英寿 5位清原和博と続く。
私がここで書きたいのは、どうして最も好きな選手に松井秀喜が選ばれるのかという推論である。人により意見が異なると思うが、私の意見は松井選手の「誠実」さではないかと思う。人としての「誠実」さは、その人を飾る素敵な財産のように思う。
今日友人の木村かおるさんが、中村ゆかりさんという友人を誘って我が家にうどんを食べに来た。4人の母である中村ゆかりさんは、爽やかな魅力をふりまいて帰った。それでは中村ゆかりさんの魅力を一口に表現すると、どんな言葉になるのか。それは「誠実さと未知に対する好奇心」であった。手作りのうどんに対して、心から感謝の意を表わし、手を合わせんばかりの「誠実さ」なのである。なんと素敵な人なのだろう。
・好感を 持てる秘訣を 尋ねると 心第一 誠実こそが ――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 出生数の年次推移 昭和30年 1 730 697人 昭和40年 1 823 697人 昭和50年 1 901 440人 昭和60年 1 431 577人 平成7年 1 187 064人 平成14年 1 153 866人
|