『日々の映像』

2004年06月02日(水) 北朝鮮携帯電話禁止、全て没収

北朝鮮の金日正総書記は、何を恐れているのだろう。独裁者独特の猜疑心と恐怖心に苛まれているのだろうか。中国・北京発のタス通信によると、「北朝鮮当局が国民の携帯電話使用を禁止し、1週間前、携帯電話を保有するすべての組織や個人から一方的に没収した」という。
 
 しかも没収に際し、理由は明らかにせず、補償もなかったという。同通信によれば、携帯の利用者が増加し、防ちょう機関による会話盗聴が困難になったため、市民と外国人の電話会話を制限するのが狙いであるという。すなわち、国民が外国人と会話し様々な情報を得ることに恐怖を覚えるのだろう。

 イラクの独裁者フセイン元大統領は、毎日眠る場所が別でしかも僅か数人しか分からなかったという。誰がいつ襲って来るか分からないという猜疑心と恐怖心があったと推定できる。金日正総書記も類似した呪縛に陥っているように思われる。以前報道されていたが、金日正総書記の国内の移動は、明け方に行なわれるとあった。米国の偵察衛星から、自分の居場所を知られたくないのだ。

 以前、北朝鮮にも携帯がかなり普及したとの報道もあった。非政府機構(NGO)関係者の話しでは、「国境地帯で通話が可能な中国の携帯電話を利用して、北朝鮮住民が韓国の支援団体に電話をかけている」(朝鮮日報から)金日正はこのような動きが許せないのだろう。
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癒しの森28                           2004年6月2日
             
            新しい人との出会い

 決まり切ったことであるが、人の活動の原点について少々記述したい。 以前、日々の映像で書いたことがあるが、人間は「人と人との間で育つので人間」なのだという。人と人との間の愛情が欠落すると異常人間になって行くことは容易に理解できる。

 ここでは、家族以外の人と人との人間関係で生まれる癒しについて書きたい。人と人と結びつけることを客観的に観察すると、必ず何かが媒体になっている。最近特にそれを強く感じるのは妻の園芸である。家の周りで百鉢余りのプラッターに花を育てている。ここを通る人が立ち止まって、談笑の花を咲かせる。中には改めて「何時もここを通るときに鑑賞しています」と挨拶していく人もいる。

 過日は、家の周りのプランターの花に付いて、潤いを与える素敵な行為だと新潟日報に投稿したが、新聞の掲載までは行かなかったと見知らぬ人が話しかけてくるのである。妻の喜びようはここで記述するまでもない。硬く文章を結ぶようであるが、新しい人との出会いが、最も癒しを生む源泉のように思う。

 ・人と人 新たな出会いを 誘(いざな)うは 小さな文化が その道しるべ
     


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お断り 未校正について

とりあえず、日々の映像と癒しの森を書いたが、文章もしっかりとよんでいない、短歌がぱっとせず後で修正したいと思うときは、表題に(未校正)と表示させて頂きます。後日(1週間以内)多少の修正を加えます。



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石田ふたみ