『日々の映像』

2004年05月31日(月) サウジで米石油企業襲撃される、米英人16人死亡 

 サウジアラビア東部で29日、イスラム過激派とみられる武装グループが石油関連企業の事務所や従業員の居住地区など3カ所を襲撃し、外国人7人を含む民間人9人とサウジ治安部隊7人の計16人が死亡した。 犯人らは戦闘服を着ており、国際テロ組織アルカーイダのものとされる犯行声明が出されている。(5月30日・産経から)
 
 およそ、テロ・争いの根源をたどると、考え方・捉え方という思想に突き当たる。今回の犯行声明から彼らの考え方の矛盾を整理してみよう。

アルカイダを名乗る犯行声明は、
1、米占領企業ハリバートン傘下の米国企業が集まった地域を攻撃した。これらの企業グループは、石油産業を専門とし、イスラム教徒の富を収奪し、盗んでいる
2、我々はパレスチナやアフガニスタン、そしてイラクの同胞の身に起こっていることに、心臓がつぶれるような痛みを覚える
3、十字軍と、それに従う(アラブの)背教の為政者たちと述べ、米国と協調するサウジアラビア王家を非難
の3点であった。

 1はアラブ単独の技術で石油の掘削ができるのか、この思考が欠落している。2は省略。3の「十字軍と、それに従う(アラブの)背教の為政者たち」であるが、現代は「自由経済と民主主義」という宗教が世界を席捲しているのであって、十字軍(キリスト教)が世界を席捲しているのでない。テロの指導者たちは、近代300年の歴史を知ることなく、12世紀の思考に支配されている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森282                           2004年5月31日

           早 朝 の 散 歩                                                 
 5月29日に書いたように癒しの森を書き続けることが出来るかどうかと思っている。同日書いたように2〜3人の友人から、このようなことを書いたらどうか・・などという協力がないと、早晩行き詰まるような気がしてならない。願わくば良き友を得て、以下の短歌の通り七百題の癒しの森をまとめたいと思っている。

  ・友を得て 共に書きたし 七百題 招き寄せよう 癒しの森へ
                    
 健康にとって歩くという適度な運動がいかに重要であるかはここで記述するまでもない。ドイツの哲学者カントは、毎日決った時刻に散歩していたという。彼の優れた思想は、「座っている時」でなく「歩いている時」に現れたという。この一文に触れ、私も癒しの森の行き詰まりを打破するため、一念発起し早朝の散歩を実行している。まだ、歩き始めて1週間であるが、早朝5時30分頃からテンポよく歩く1時間の散歩は、かなりの運動量であることが分かった。血液の循環が良くなり、脳にも適当な刺激があることが分かる。
  
  ・テンポよく 歩き続ける 1時間 全身目覚めて 活力増すか
     


 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ