| 2004年05月26日(水) |
拉致関係 首相批判は的外れ |
今回の小泉首相の訪朝に関して批判が渦巻いている。少し引用してみよう
中川昭一経済産業相・・・「(首相は)軽く扱われた」と痛烈な一撃。 田中真紀子前外相・・・・ 「外交ではなく取引」とこきおろす 鳩山民主党元代表・・・・ 「準備不足で稚拙な交渉。政治ショーだ」と批判 民主党岡田代表・・・・・・・・「何を交渉してきたのだ」とこきおろす
特に政権内の中川昭一経済産業相の批判は辛らつだ 「たった1時間半だったし首相が金正日(総書記)さんを立って出迎えるとは何だ。報道で見ただけだが、一国の首相としておかしい」「首相の権威が損なわれた」などなどである。食料支援についても「交渉が進展した時点で食糧を出すという方法もあった。(過去の食糧支援は)国民に渡らず、特権階級の体重増加に貢献しただけだった」との異論を唱えている。
なぜ、小泉首相が訪朝しなければならなかったか。これについて 小泉純一郎首相は25日夜、東京都内のホテルで経済評論家や財界人らと会食した席上「北朝鮮が『首相が来なければ拉致家族は帰さない』と言った。外相その他ではだめで、自分が行くしかなかった。前からそういう算段をしていたので準備不足にはあたらない」と説明している。批判するのであれ5月24日に書いたように北朝鮮の狡猾外交を糾弾すればよいと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森277 2004年5月26日
凍結精子の不思議
世の中には「ある」とも言えるし「ない」ともいえる概念がある。例えば人間の死である。魂が肉体から離脱して、別個のものとして存在するという考え方もある。魂が「ある」といっても、立証できない。さりとて「ない」とも言い切れないという概念である。 凍結精子はどうだろう。生きているともいえるし、仮死状態ともいえる。26日のスポニチの報道によると、 「英中部マンチェスターの病院で、21年間にわたり凍結保存された精子を使った体外受精で妊娠、出産に成功したことが、英国で25日発行された医学誌「ヒューマン・リプロダクション」の症例報告で分かった」という。21年間も凍結精子は、生きていたのだろうか、眠っていたのだろうか。 共同電によると、男性は1979年、17歳の時に睾丸(こうがん)のがんと診断され、治療に先立ち精子を採取し凍結保存。がん治療には成功したが、子供をもうけようとした際に無精子症と判明した。このため凍結保存していた精子を解凍し、体外受精を実施。2002年に3700グラムの男児が誕生したという。何処まで行っても凍結精子のように生命の神秘は広がっている。 ・生命の 神秘の世界は 多々ありき 不思議なミクロの 凍結精子
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