| 2004年05月27日(木) |
年金番号重複付与、未調査が990万人 |
年金問題が最大の政治課題のなっている中で、社会保険庁の怠慢を感じさせる様々のテーマが提起されている。それらの中で、表題の掲げた年金番号重複付与は、まさに社会保険庁の怠慢そのものであると思う。「国民年金と厚生年金など、複数の公的年金に重複して年金番号を持っている疑いがあるまま、未調査・未判明の人が990万人いることが25日、分かった」(5月25日朝日から)という。うち7割にあたる700万人程度が、実際に重複している可能性が高いというから困ったものだ。最大の問題は正確な加入歴が記録されていないと、受給額が目減りする恐れがあるのだ。
なぜこのようなことが起こるのか、その推定原因を列挙してみよう (1)就職などで国民年金から厚生年金に移った際、国民年金に脱退(資格喪失)を届けず、基礎年金番号導入時に両方の年金に番号がついた。 (2)年金を受給しながら働いていた人に、新たな年金番号をつけた。 (3)基礎番号導入後、国民年金に自分が加入していることを知らずに厚生年金にも入ってしまった。 (4)は学生時代に親が、国民年金保険料を支払っていた。
上記(3)(4)の人は当然国民年金は払っていない。これらの数百万人が未納者とカウントされているのだ。こんな無責任・怠慢はないと思う。朝日の以下の記事を引用して置きたい。「 国民年金の納付率が02年度で約63%まで下がるなど、年金不信が加速している。実際には厚生年金に移って保険料を払っているのに、国民年金を脱退していないため未納扱いになっている人などが多数含まれていることになり、重複分を除いて計算すれば納付率が上がる可能性が高い」 ――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森278 2004年5月27日 日本人メジャーの活躍
イチローの偉大な活躍は5月24日・25日に書いた。何しろ30歳7ヶ月、1465試合で達成しているのだ。イチローは多くを語る人でないが、3000本安打も5年以内に達成することであろう。日本時代の1試合平均安打は1.34本であったが、メジャーでの成績は1.41本と進化しているのだ。鉄人イチローの歩みは鈍ることはない。
今春日本人メジャーとなった松井稼頭夫は、2日連続の先頭打者アーチとなる5号を放っなど、昨年の松井秀喜の1年目を超える活躍をする気配である。「日本人メジャーの年間最多本塁打は昨年、松井秀が記録した16本。ゴジラは、61試合目に第5号をマーク。これに対して松井稼は44試合消化時点。このペースでいくと18本を打つ計算だ」(スポニチから)とのことだ。
メジャー2年目となる松井秀喜は、3割・30ホーマーの成績を残すだろう。大リーグの目から見た日本のプロ野球は、イチロー・松井秀喜・松井稼頭夫3人の活躍によって、大きく見直されることになった。
・3人の 大リーガーの 活躍は 青少年に 夢を与えん
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