『日々の映像』

2004年05月21日(金) 細田官房長官に新たなスキャンダル

 国会議員が秘書・運転手の給料を懇意のしている会社に肩代わりさせる・・・この手口は古典的な手法だ。こともあろうに内閣の中心である細田官房長官のこれらの事実があったというから、そうは簡単に収まらない。 就任間もない細田博之官房長官(60)が96年1月から03年12月、運転手給与約3100万円を、運転手派遣会社「日本道路興運」に肩代わりさせていながら、政治資金収支報告書に記載していなかったという。

 細田官房長官細田氏は「事務所として(給与)補てんの認識はあった」と報道陣に説明。細田氏は午後の会見で「(事務所は)認識は若干しているようなことも言っていた。残念で反省もしている」としどろもどろになったが「私は認識していなかった」と繰り返した。そして「最近事実を知り、反省している」とのべ辞任の考えはないことを強調している。(参考スポニチ)政治資金規正法違反になることをして、反省の弁明でことが終わるわけがない。

 日本道路興運は03年3月期までの7年間に、約2億8000万円の所得隠し(裏金)を東京国税局に指摘されたことが1月に明らかになっていた。「こうした裏金の一部が細田長官らの運転手の給与などにあてられていたとみられる」(5月20日毎日)。という。たかが運転手の派遣会社でこれだけの裏金を作れることは一つの驚きだ。
――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森272                           2004年5月21日

        日本の球界新たなスーパースターの誕生か

 横浜に「アゴジラ」と呼ばれる選手がいる。最近分かったのであるが広島に「赤ゴジラ」と呼ばれる選手がある。松井秀喜に似たパワーヒッターであることから、その名が付いているようだ。5月19日「アゴジラ」こと内川選手が3連発のホームランをかっ飛ばした。「初回に同点8号ソロを放つと、3、4回にも9、10号を左翼席へ放り込み、4打点の大暴れ。横浜での3打席連発は80年の田代以来の“快挙”となった」(スポニチから)というから大変なものだ。

 巨人にとんでもない記録を予感させるバッターが現われた。ここで言うまでもなく阿部慎之助捕手(1979年3月20日生まれ・180センチ・82キロ)である。5月12日の33試合で20号到達というプロ野球新記録を樹立している。メジャーでもマグワイアの35試合を上回った。「01年カブレラの38試合を抜く33試合での20号到達。日本最速だけでなく、伝説の本塁打王マグワイアが00年に記録した35試合も抜く“世界最速”だったのだ」というから若武者安部がとんでもない記録を出す可能性がある。安部捕手が目指しているのはダイエーの城島だという。今年1月に「城島さんを尊敬している。あの人のように攻守でチームを引っ張りたい」と誓ったとのこと。

  ・次々と パワーヒッター 現われて 日本の球界 新たな息吹

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ