『日々の映像』

2004年04月30日(金) 北朝鮮、韓国の医療支援拒む

 北朝鮮の列車爆発事故で、現場を視察した平壌駐在の国連機関関係者は「約1300人の負傷者のうち、約300人が極めて危険な状態にある」との説明を北朝鮮から受けたという。報告によると、民家1850戸と学校など公共施設が壊れ、病院や学校も機能がまひしているのだ。

 この重大事態が起こっても北朝鮮当局が考えることは、体制の維持が優先なのである。その1例が、韓国が提案した緊急救援物資の陸路輸送を拒否し、時間のかかる海路での輸送を要請していることだ。 また、韓国の医療チーム派遣について「十分な医療チームがすでに送られた」として受け入れを拒んでいる。北朝鮮と当局に瀕死の国民を救おうとする姿勢が微塵も感じられない。

 世界食糧計画アジア担当責任者トニー・バンベリー氏の報告によると「やけどの痛みにうめく子供たちや黒焦げとなりひん死の患者がいた」という。さらに「顔に無数の傷を受け応急措置が施された子供たち、両目の傷で視力を失った子供、ある女性は誰だか分からなくなるほど顔にひどいやけどを負い、昏睡(こんすい)状態だった。病院には電気がありスタッフがいるものの、十分な医療機器はなく、点滴も思うようにできない状態」(27日スポニチから)という。こんな状態で韓国の医療チーム派遣を拒否するのだから国民が哀れだ。     メモ 爆発事故、1トンの爆弾100個の爆発力
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癒しの森251                           2004年4月30日
             英夫の日記について
 
 1977年1月1日付けの日々の映像で「初めての読者に」 というページを設けてある。この中で追って英夫の日記を掲載したい旨の記述をしてあった。実は、独自のホームページを作ってここに掲載する予定であった。これが何かと忙しくて完成していないのである。最近になって、この英夫の日記に関して話す機会があり、何らかの方法でその一部を掲載する必要を感じた。よって、暫定的に癒しの森のページを使って、英夫の日記を公開することにした。英夫の日記は小説「愛のかたち」の滑り出しの部分なのである。

1994年01月05日(水)  英夫の日記 (3)  1996年
1994年01月04日(火)  英夫の日記 (2) 1995年
1994年01月03日(月)  英夫の日記 (1)-2  1994年10〜12月
1994年01月02日(日)  英夫の日記 (1)   1994年04〜09月
1994年01月01日(土)  小 説 「 愛 の か た ち 」 目 次

1997年から2000年までの日記は後日に公開する予定だある。関心に持ちの方は、日々の映像の下段の「癒しの森」をクリックして、上記の年月をクリックして読んでください。感想をいただければ幸いです。
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メモ 爆発事故、1トンの爆弾100個の爆発力
 また、朝鮮中央通信は被害規模について「1トンの爆弾100個余りが同時に落ちたような爆発力」と表現。爆発地点から1キロ周辺は「完全に廃虚と化し」、強い爆風と爆音で失明したり、鼓膜が破れたりした人も多いと伝えている。
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石田ふたみ