日産自動車は26日、2004年3月期連結決算で当期純利益が5036億円となり、最高を更新したと発表した。 カルロス・ゴーンという一人の指導者で、これほど業績が向上した例は戦後の日本では始めてのことである。
ゴーン社長の語録を引用しよう。「絶えず変化を続ける環境で仕事をし、学び、そして成長することは、今までも、そしてこれからも私にとっての名誉にほかなりません」と。日産の救世主は常に前向きだ。公共の利益に貢献した人が対象となる藍綬褒章にカルロス・ゴーン社長(50)らが受章したが当然のことのように思う。
決算発表と同時5年度から3年間の「日産バリューアップ」も公表した。07年度末までに世界の年間販売台数420万台(2003年度より115万台増)を目指す方針を打ち出した。カルロス・ゴーン社長自らが陣頭指揮を執り、攻めの姿勢を前面に打ち出している。
ホンダも北米市場の好調から、純利益を4600億円を計上している。日本にはこのように国際的に評価される企業がトヨタ・キャノン・京セラ・ソニーなどずらりと並んでいる。日本全体としての未来は明るいと思う。 ―――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森250 2004年4月29日 便利な食器洗い乾燥機 松下電器が主婦を対象に実施したアンケート調査をした嫌いな家事ワースト3は、「コンロの掃除」「生ゴミの処理」「食後の後かたづけ」であったという。それだけに同社はキッチン三種の神器」として、IHクッキングヒーター(電磁調理器)と食器洗い乾燥機、家庭用生ゴミ処理機の3種類の器具は確実に伸びる商品としている。
わが家で食器洗い機を設置したが、予想外の威力に驚いている。ともかく、食器は食べ終えたら、食器洗い機に並べるだけでよいのだ。そして、セットして洗剤入りの80度のお湯で洗うのだから、食器という食器は気持ちが良いほどピッカピッカになる。主婦の労働としては、50年前から家庭に入り始めた洗濯機に相当するように思う。
一番驚いたのは、頑固に油がこびり付いた油容器まで、数回洗うとピッカピッカになる。食器洗い乾燥機は単純な器具かもしれないが、グラスについた口紅まで落とせるというから、それなりの技術なのである。
・次々と 生活ささえる 機器多き 景気を支える テレビデジカメ
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