『日々の映像』

2004年04月28日(水) 株価2年8ヶ月ぶりの高値

 4月13日に東証株価のことを書いた。今日は景気回復とともに株価が上昇している背景を書きたい。週明け26日の東京株式市場は、企業の好業績期待から買い進まれ、日経平均株価は前週末比43円23銭高の1万2163円89銭と、終値としては2001年8月以来、約2年8カ月ぶりの高値を更新した。
 この株価上昇は、企業業績の回復がベースであるが、主役はネットで取引する個人投資家の台頭が挙げられる。「東京証券取引所第1部の出来高は、個人投資家の短期売買で大きく膨らみ、ネット専業の証券会社の04年3月期決算は、過去最高益が続出。オンラインという新しい取引形態が、株式市場を構造的に変えつつある」(4月25日・朝日から)のである。
 日々の映像で過去何回も個人投資家が株式市場に向かわないことに、悲観的な記述をしてきたが様相が完全に変わって来た。「昨年まで市場の主役だった外国の機関投資家に代わりつつあるのが個人投資家だ。東証の22日のまとめでは、東京、名古屋、大阪の3市場合計の4月第1週の出来高に占める個人の割合が42%となった」(引用同)というから1年前では考えられない数字である。
 素人が株価を予測しよう。個人の資金が株式市場に戻ってきたので、平均株価は半年以内に14000円まで上昇すると思う。ネットの松井証券などが取引が10万円以下なら手数料を無料にしていることなども、株価を支える背景の一つになっている。
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癒しの森249                           2004年4月28日
              表 情 と 声

 今日は表情と声と題してうどんを食べに来る来客の印象を少々記述したい。来客の3人に1人は、友人が連れてくる人で初対面の人なのである。多くの人を理解することは人生を豊かにするように思う。今月初めて会った来客になかで、印象に強く残った人のことを書きたい。

 1人は町内で始めて会った夫人である。御主人とは交流があったが、奥さんが我が家に来たのは初めてであった。素朴でなんとも言えない温かい声だ。素朴なストレートな発言が、他の4人の夫人達を爆笑の渦に巻き込んでいた。

 2人目は昨日書いた80歳の婦人である。近くで顔を合わせたのは初めてであった。ふくよかな笑みをたたえた表情で深みのある声だった。この人が我が家に来ると癒されるような印象をもった。後で聞いたであるが長らく看護婦をしていたとのこと。

 その他様々な表情と声がある。冷たさを感じる声、弱弱しい声、そう艶やかな声を出す婦人もいる。中には自信に溢れて相手を圧倒するような声もあった。ただ共通していることがある。うどんを囲んで、ワイワイと声を出し合うことによって、皆の表情が変わり元気になるようだ。
                
  ・ワイワイと 声を出し合う うどん会 爆笑重なる 命の洗濯
     



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石田ふたみ