| 2004年03月29日(月) |
パレスチナ:14歳少年自爆テロ未遂 |
パレスチナによる14歳少年による自爆テロ未遂事件が起こった。ここで記述する理由は、この少年に対するそそのかしである。 事件の概要はパレスチナ自治区の検問所で24日、爆弾を体に巻きつけた14歳の少年が身柄を拘束された。 大きめの上着を着て、イスラエル軍の検問所に走って近づく少年。不審に思った兵士が制止させると、上着の下のベストには針金で固く巻きつけられた8キロ爆弾があったのだ。
イスラエル紙(電子版)によると、「少年はタンジムの活動家から、百シケル(約二千四百円)の現金をもらい、殉教すれば72人の処女が待つ天国で、性関係を持てるとのコーランの内容を教えられた」(25日・世界日報から)という。本当にコーランにこんなことが書いてあるのか。これでは思想も何もなくただ殉教のそそのかしでしかない。
同少年にテロを実行させるべく検問所に送り込んだ組織は、アラファト・パレスチナ自治政府議長の支持基盤の「ファタハ」(25日・世界日報)であるという。ファタハの武装組織は少年の行動についての関与を認める声明を出した。10代の少年に自爆の任務を与えるパレスチナ過激派組織は、どう考えても世界の支持は得られないと思う。 ――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森220 2004年3月29日 ハルウララのメッセージ
高知競馬場のハルウララは負けても負けても走り続ける・・これが人の心を動かしたようだ。負け続ける馬に人気が出る、考えさせる現象といえる。「ハルウララ、感動をありがとう――。中央競馬のトップジョッキー・武豊騎手がハルウララ号(牝、8歳)に騎乗した22日、高知競馬場(高知市長浜)には史上最高の1万3000人が詰めかけた」(23日・毎日空)と言うからハルウララ様さまである。
この日はあいにくの不良馬場にもかかわらず、「武・ハルウララ」コンビを一目見ようと、早朝から多くのファンが詰めかけ、午後1時半には同競馬場初の入場制限まで実施。第10レースに出場したハルウララは結局、11頭中10着に終わった。勝ったことがない馬としては“異例”の人気で、地元テレビ局がレースを生中継するなど、同競馬場は終日ハルウララフィーバーに明け暮れた。 3月27日付の米紙ワシントン・ポストは、高知競馬の人気馬ハルウララのレースの様子を写真付きで1面で伝えた。同紙は、日本の地方紙がハルウララの連敗を伝えてからブームに火が付き、「世界で最も厳しい競争社会」である日本で、負け続きの馬が国民の心をつかんでいると報道。小泉純一郎首相が国会で、ハルウララは「負けてもくじけるなという希望を与えてくれる」と発言したことなども紹介している。(27日・時事通信から)
・ハルウララ 負けても負けても くじけるな 走る姿で 希望を示す
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