| 2004年03月25日(木) |
景気回復「実感がない」が84% |
3月21日に書いた大手自動車メーカーのボーナス、22日の主要企業の大卒採用増などを見れば、国全体として景気は回復していることになる。3月15日の関係閣僚会議にも景気の現状は「設備投資と輸出に支えられ、着実な回復を続けている」としている。 竹中経財相は閣僚会議後に会見し「今は企業部門が景気をけん引しているが、それが家計部門にはっきりした形で出てくれば基調判断を上方修正できる」として、所得や雇用の一層の改善が必要との認識を示している。 GDPの60%を占める国民所得は、まだ減少を続けている。厚生労働省が18日発表した2003年の賃金構造基本統計調査によると、03年6月時点の一般労働者の平均賃金(所定内給与、平均40・3歳)は、前年同月比0・2%減の30万2100円と2年連続で前年水準を下回っている。 このような背景があるので、勤労者の大半は景気回復の実感などはないのだ。読売新聞社が3月20〜21日に実施した全国世論調査で、政府が「着実な回復」をうたっている最近の景気判断に対し、その「実感がない」という人が84%もいるのだ。最も厳しいのが地方の建設関連の企業である。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森216 2004年3月25日
銀河中心の星でのみで1000万個
3月20日にブラックホールの規模について書いた。実はブラックホールが成長しているとの新聞記事があり、このテーマを書き始めたのであるが、ブラックホールの質量も書かないで、成長のことを書いても始まらないと思い直径(72億キロ)と質量のみに留めた。
宇宙のことを書くときは、銀河系の規模だけでも実感として分かりたいといつも思っている。3月22日、銀河系の中心部に密集する星の報道があった。「銀河系の中心部に密集する星約1000万個を撮影することに名古屋大学、国立天文台のグループが成功した」(22日・朝日から)という。 満月9個分の大きさの視野だけでも約200万個の星が鮮明に確認できるという。銀河系の中心部に密集する星約1000万個、その中心にブラックホールがあるのだ。なんという壮大な規模であろう。 ・人類の 英知の前に 少しずつ ベールを取るか 宇宙の神秘
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