『日々の映像』

2004年03月15日(月) 青色発光ダイオード訴訟完敗の日亜化学工業

 東京地裁は1月30日ノーベル賞級の発明とされる青色発光ダイオード(LED)を開発した中村修二教授(49)に、特許権譲渡の対価として、200億円の支払いを命じた。
 
 この裁判で完敗した「日亜化学工業」(徳島県阿南市)が、1審の担当弁護士の大半を解任したことが分かった。「完敗」を控訴審で覆すため、既に日本最大級の弁護士事務所に受任を依頼し、承諾した同事務所の弁護士ら6人が控訴趣意書の作成作業を進めているという。その他判決の仮執行停止に伴い、100億円を供託していたことも明らかになった。
 
 青色発光ダイオードは1993年に精密機器メーカー日亜化学工業の技術者だった中村修二さん(49・現・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)が発明し、同社が量産化に成功。これにより「光の三原色」がそろい、液晶画面のフルカラー化を可能にした。携帯電話などにも使用され、市場規模は年間約3000億円、2010年には1兆円に達するといわれている。
  
 この青色発光ダイオード発明当時、日亜化学工業の年間売り上げは200億円台であった。それが現在では青色発光ダイオードの売り上げで1千億台の売り上げとなって、これからどれだけ伸びるか分からない。これだけの発明をした元社員と、どうして泥仕合をしなければならないのだろう。
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癒しの森206                         2004年3月15日
         名古屋国際女子マラソン終わる
  
 女子マラソンのアテネ五輪代表選考の最終レースとなる04年名古屋国際女子マラソンが14日、名古屋で行われ、土佐礼子(三井住友海上)が2時間23分57秒で初優勝した。
  これでマラソンの五輪代表選考会はすべて終了。日本陸連は15日の理事会・評議員会で男女各3人の代表を決定して発表する。女子の代表は次の4名から選ばれるようだ。

野口みずき(グローバリー)  野口みずき(グローバリー)が内定 
坂本直子(天満屋)       大阪国際マラソンで優勝。有力視.
高橋尚子(スカイネット)     前オリンピック金。 
土佐礼子(三井住友海上)   名古屋国際女子マラソンで優勝。有力視   
 
 名古屋国際女子マラソンで五輪切符を獲得するには「悪条件の中で2時間22分19秒の大会記録(00年大会の高橋)に迫るか、好条件で2時間20分を切るしかない」(スポーツ報知)との予測かあるので、明日決まる五輪代表は、野口みずき、高橋尚子外1名になると思う。(3月14日記述)  
 
  ・先輩の 尚子に挑む みずきあり 後に続くは 直子か礼子 
      






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石田ふたみ