2004年03月14日(日) |
65歳定年の時代が来るか |
昨日と類似したテーマを書きたい。サラリーマンの大多数の定年は60 歳。だが政府は、厚生年金の満額支給年齢を引き上げて、1949年4月2日以降に生まれのサラリーマンは65歳にならないと年金がもらえない。国民に厳しい条件を提示しながら、年金保険料を分かっているだけで5兆円余りも年金以外に使っていたというから嫌になる。 政府は厚生年金の満額支給年齢の引き上げにともなって、民間企業に定年延長や再雇用を義務づける法律改正案を今国会に提出した。バブル崩壊後、人員削減を急いできた企業にそんな余裕があるのだろうか。高齢者を雇用する動きはまだ少数派なのだ。 厚生労働省の調査では、従業員30人以上の企業で「原則として希望者全員に65歳まで再雇用の場がある」としているのは3 割弱に留まっている。 昨秋、坂口厚労相が「企業に65歳定年を義務づける」と打ち上げた時、奥田碩経団連会長は、(1)人件費増など経営への影響が大きすぎる(2)若年者の雇用がいっそう厳しくなる、などと全面的に反論している。これらのことから65歳定年の時代は、遥か先のことでないだろうか。よって670万といわれる「団塊の世代」が定年になる07年以降に「年金難民」が大量に発生する可能性があるのだ。 メモ 厚生年金が満額支給される年齢(生年月日) ―――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森205 2004年3月14日 働く世代の快眠10か条
癒しの森4で睡眠のことを少々かいた。人が本当に癒されるのは十分な睡眠を得られた時である。その意味で生体のリズム、睡眠環境、眠る前の準備など快眠のイロハをしっかりと整理しておく必要があると思う。
久留米大学医学部の内村直尚助教授(精神神経科)らの研究グループが、働く世代を対象にした「快眠十カ条」をまとめ、11日公表した。分かり切っているいることかもしれないが、日常生活の原点でもあるので確認する意味はあると思う。
▼働く世代の「快眠10カ条」 1、十分かつ快適な睡眠で仕事のやる気と効率をアップさせる。 2、睡眠時間は日中眠気がなく、気力充実で仕事をこなせれば問題ない。 3、毎朝決まった時間に起床。しっかり日光を浴びること。 4、昼休み、15程度の昼寝が午後の仕事の効率を上げる。 5、就寝前はコーヒー、緑茶や喫煙、飲酒を控え、適度な運動を心掛ける。 6、音楽どのリラックス法を身に付け、自然に眠くなってから入床を。 7、寝室は睡眠以外の目的に使わず温度湿度静けさなどの環境整備を。 8、30分たっても寝付けない時は一度床を離れ、リラックスして眠気が来るの を待つ。眠りが浅い時は、床に入る時間を短くすると熟睡感が増しやす い。 9、それでも寝れない時は医師の診断を。現在の睡眠薬は安全性が高く、快適 な睡眠ができる。 10、交代勤務者は、夜勤明けはサングラスで強い日光を避ける。 (3月12日・西日本新聞から・一部省略) ―――――――――――――――――――――――――――――― メモ 厚生年金が満額支給される年齢(生年月日) 1943・4・1日までに生まれた人 61歳でもらえる。 1943・4・2〜1945・4・1に生まれた人 62歳でもらえる。 1945・4・2〜1947・4・1に生まれた人 63歳でもらえる。 1947・4・2〜1949・4・1に生まれた人 64歳でもらえる 1949・4・2以降に生まれた人 65歳までもらえない
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