『日々の映像』

2004年03月02日(火) 成果ゼロの6カ国協議が閉幕

 北朝鮮の核問題をめぐる第2回6カ国協議は大きな進展のないまま、28日閉幕した。 ホスト役の中国の外相は、「次回協議を6月末までに北京で開催することや、作業部会の設置で各国が合意に達した」というがこれでは成果ゼロの6カ国協議であったといえる。
 
 同外相は閉会式で「各国の意見にいまだ深刻な相違が残っている」と述べるにとどまり、具体的な点については言及しなかった。報道に寄れば「北朝鮮が最後まで高濃縮ウラン核開発を否定し続け、「核兵器」に限定した核凍結を提案した。平和利用も含めた完全な核放棄を求める日米」などとのかい離が鮮明になり深刻な相違点を残ったままに終了した。

 一連の報道の中でロシアのロシュコフ外務次官の帰国後の発言は目を引いた。同次官はタス通信に、「このまま行けば、朝鮮半島では不信感が増大する。状況が悪化し、軍事介入の可能性が出てくる」と述べたという。或いはこのような決定的な圧力も必要なのかもしれない。

 拉致問題について北朝鮮代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は「外交ルートを通じ、できるだけ早く返事をする」と前向きに対応する考えを示したという。出来るだけとはいつのことなのか、全く見当が付かない。
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癒しの森193                           2004年3月02日
      米大リーガーナンバーワン選手「A・ロドリゲス」
 
 ヤンキース・松井秀喜外野手は3月中旬ニューヨークへ行った。メジャー2年目を迎える松井秀喜はアーチ量産を目指し、バットのグリップに右小指を掛ける巨人時代の00年の打法に回帰することを決断したという。。松井は「去年1年経験したことが、今年に大きく生きてくると思う。去年とは違った自分をお見せできると思う」。自信にあふれた表情で語っていた。ともかく、米大リーガーのヤンキースを身近に感じさせた松井の貢献は大変なものだと思う。
  
 ニューヨークのヤンキースフアンも驚くトレードが2月に発表された。 メジャー史上に残る“世紀のトレード”であるという。昨季のア・リーグMVP、レンジャーズのアレックス・ロドリゲス内野手(28)が、ヤンキースへ移籍することで両球団が基本合意に達したのだ。

 世界一奪回を目指すヤンキースが、19日のキャンプインを前に“最終兵器”を手に入れた。目下3年連続本塁打王で、「01年に米プロスポーツ史上最高額となる10年総額2億5200万ドル(約265億円)の契約を結んだ『アレックス・ロドリゲス』がヤンキースのユニホームに袖を通すことになった」(スポニチから)契約金は10年で265億円、両チームの負担割合などは省略するが、まさに大リーガーナンバーワンの選手なのだ。
  
 ・ヒイローを 次々生み出す アメリカの 球史を飾る A・ロドリゲス
     


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石田ふたみ