自公連立政権が大きな問題の道筋を付けた。政府は10日、年金関連法案を閣議決定した。今回の改革案では13年後に保険料を固定する「保険料上限方式」を導入したのが最大の特徴で、その内訳は次のとおりである。
1、厚生年金の保険料率(年収の13.58%、労使折半)は今年10月から毎年0.354%ずつ上昇し、17年度に18.30%で固定される。給付額は現役世代の手取り収入の59.3%ある現行水準は23年度に50.2%となる見通しだ。 (2月10日・毎日から:ここでは補足省略)
2、国民年金の保険料(現行月1万3300円)は05年度から年280円ずつ上がり、17年度に上限の1万6900円になる。
年金制度の中で、国民一人一人から1万6900円(17年度から)を集める国民年金制度が最も問題だと思う。現在でも未納者がかなりの割合に達している。税理論からすれば、反対論も多く受け入れられないかもしれないが、基礎年金(国民年金の6万7000円支給相当分)は、年金目的消費税を作るべきだと思う。未納者が50%を超える事態になれば、この動きになって行くと思う。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 癒しの森174 2004年2月13日 百歳まで元気でいるには
2月10日から百歳に関することを書くのは4回目となった。百歳になって元気でいることが、いかに大変なことかを考えてみよう。2003年9月13日の日々の映像で、百歳以上2万人の実情を書いた。詳しくは省略するが、食事など基本的動作を介助なしで行なえる割合は、男性30・9%対して女性は僅か13・6%しかいないのである。
それゆえ、飯田深雪さんや平山直八さんの存在は、驚嘆すべきことなのである。少なくとも、活力がこんこんと湧き出るような生き方をしないと、百歳になって社会で活躍することは不可能なことだと思う。
アインシュタインが含蓄のある言葉を残している。「人は自分以外のもののために生きられるようになって、初めて生のスタートを切る」と。私は1998年1月18日に日々の映像の結びで次のように書いた「自分以外のもののために生きられるようになる・・これを我が人生の最大の課題にしようと思った。そこに初めて気力が溢れる充実の日々が待っているような気がする」と。 ・活力が こんこん湧き出る 生き方は アインシュタインの 示す道かな
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