『日々の映像』

2003年12月20日(土) 子供の喘息過去最悪に 

 子供の体調が悪いと、親の負担が重くなると同時に本人にとっても不幸なことである。文部科学省の学校保健統計調査によると「今春の健康診断で、ぜんそくとされた小中学生の割合が過去最悪になった」という。この原因として文科省は「大気汚染や食生活の変化などが背景にあるのではないか」としている。なにしろ子供の喘息は、10年前に比べ2・5倍近くまで増えているのである。
 
 喘息の割合を見てみると小学校が2・9%でほぼ34人に1人、中学校が2・3%で43人に1人と報告されている。しかし、現場の医師からはもっと多いというのが実感だとの声が上がっている。それにしても小学校ではクラスに一人が喘息とは驚きだ。
 
 慢性的に気道の炎症が起きる喘息は現代病であるという。なにしろ喘息になる原因が分からないのだ。 ダニが発生しやすい密閉型の住宅環境説、食品添加物説、清潔志向による免疫力低下説、などが指摘されているが、依然として発症のメカニズムは解明されていない。
 
 素人の見解であるが、複合的な要因の組み合わせによって喘息になるように思う。最後は、食の習慣の変更で喘息にならないだけの免疫力を高めるしかないと思う。免疫力を高めるには、栄養のバランスが最も重要である。このテーマで後日、癒しの森で記述したいと思っている。
     

     
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癒しの森121                          2003年12月20日
         太陽系に似た惑星系存在の新たな証拠
 
 英王立天文台の研究チームが、七夕の織女(しよくじょ)星として有名なこと座の1等星ベガに、我々の太陽系とよく似た惑星系が存在する可能性があると発表した。惑星系の存在は、宇宙に我々の住む地球と同じ条件の星ある可能性があるのだ。これは天文学の究極のテーマの一つかも知れない。

 研究チームは、ハワイ島マウナケア山にある電波望遠鏡を使って、円盤状にベガを取り囲んでいるちりを観測。ちりの分布には濃淡があり、シミュレーションの結果、海王星と同程度の重さの惑星があると観測どおりの濃淡ができることが分かったという。

 この惑星は、海王星と似た軌道を回っているという。研究チームは、「海王星に似た惑星が周回していれば、その内側に地球のような岩石の惑星があっても不思議ではない」(12月1日・共同通信から)としている。
    
 このベガは地球から26光年の距離で、直径は太陽の2.4倍もあるという。また単純な説明をするが地球が1メーターとするとベガは292メーターもあるのだ。

 地球の直径    12740キロ     1メーター
 太陽の直径  1392000キロ   109メーター
 ベガの直径  3340000キロ   292メーター

 ・この宇宙 水の惑星 何処にある はてないロマンは 延々続く
     
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石田ふたみ