『日々の映像』

2003年12月15日(月) 米軍 フセイン元大統領を拘束 (1)

 米軍当局は14日、米軍のバグダッド制圧以降、8カ月以上も行方不明となっていたイラクのサダム・フセイン元大統領(66)をイラク北部のティクリートで生存したまま拘束した。米軍の立場で説明すれば、元大統領の息子2人の死亡に続き、元大統領を拘束したことで、米英軍はイラク戦争の最大の目的を達成したことになる。イラクの独裁政治はこれで完全な終焉を迎える。 フセイン元大統領の拘束に関するニュースは、14日の特別番組で報道されていたので、ここではイラク戦争の経過をメモしておきたい。
 
 3月20日 米軍が未明にバグダッド近郊を空爆、夜に地上戦開始
 4月 9日  バグダッドが陥落、フセイン政権崩壊
 7月13日 イラク人の暫定統治機関、統治評議会が発足
 7月22日 モスルで元大統領の長男ウダイ氏と二男クサイ氏が死亡
 8月19日 国連事務所で爆弾テロ、デメロ事務総長特別代表ら24人死亡
 9月 3日 イラク暫定内閣が発足、首相職空席
10月27日 赤十字国際委員会事務所で連続爆弾テロ、計36人死亡
12月14日 フセイン元大統領を生存のまま拘束
     


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癒しの森117                         2003年12月15日
           自分を高めることへの意欲                
 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長・佐々木かをりさんのエッセイをよんだ。エッセイの題は「自分を高めることへの意欲」であった。ここではエッセイの核心部分を引用させていただく。「自分を高める、というのは、自分に対する挑戦である。自分が思い込んでいることを強く信じて進んでいく力と、一方で、自分が思い込んでいることを常に疑い、違う視点で客観的に見つめて、すぐにでも訂正したり、修正したりする柔軟性の両面が必要だからである。24歳から26歳くらいまで、私は、さまざまな自己開発のトレーニングに同時通訳として参加した。・・・自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という内容であった。

 「自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という言葉を肝に命じたいものだ。8月13日の「癒しの森を記述するにあたって」の中で エレノア・ルーズベルト大統領婦人の言葉「人生は向上していれば面白いものです」を引用した。ともかく自分を高める挑戦が人生の土台なのだ。エッセイの最期に佐々木さんは、2つのとても心にしみる言葉を紹介していた。

1、弊社役員の松本氏から。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」
2、コントライブ社川合社長から。「自ら変化できるか否か。変化こそ、生命(いのち)」
 
佐々木さんは幼い頃から大切にしている1枚のカードがある。毎日、それを読んでから眠りについたという。

「道にためらわず、目標を見失わず、常に努力し、常に歩み、常に前進してゆきなさい。 アウグスチヌス」
       
 ・変化こそ 自分の日々と 定めれば 誰でも等しく 高みへ登る。

        (全文は癒しの森。ここではダイジェクト版)
     
     

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石田ふたみ