『日々の映像』

2003年12月06日(土) イラク問題で崩壊する政権は ? 

 イラク問題の深刻さが増している。カタールの衛星テレビ、アルジャジーラが10月18日に伝えたウサマ・ビンラディン氏の声明通り、日本、英国、イタリア、スペインがテロの標的になった。今回、日本人外交官が殺害さことで、これまでに名指しされた国すべてがイラクの地で犠牲を出す最悪の結果となった。

 スペインの情報機関員7人が殺害されたことを受け、同国内でイラク派遣部隊の撤退を求める声が高まっている。(世界日報から)アスナール政権は世論の反対を押し切ってイラク攻撃を支持しただけに、来年3月の選挙で同政権は厳しい結果になるようだ。ブッシュさんと一緒に戦争を起こしたブレア政権はヨーロッパで一番激しい世論の批判を浴びている。

 小泉首相は苦しい立場にいる。ブッシュさんとの約束通り、自衛隊を派遣してかなりの人的被害が出ると、来年7月の参院選での大敗北になりかねない。11月30日の毎日の世論調査によると自民党の支持率が36%から29%に急落し、民主党は支持率16%が27%に急上昇している。
 
 これではまずいと思ったのか、宮沢元首相が小泉首相に助け舟に当たるメッセージを送っている。今の法律の範囲では、戦闘地域への自衛隊派遣は憲法違反になるのだ。宮沢元首相は朝日新聞のインタビューで「治安が悪化し、憲法が禁止する海外での武力行使を避けられなくなる可能性がある場合は、派遣見送りもやむを得ない」と語っていがこれは大きな見方の一つだ。
     


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癒しの森108                        2003年12月6日
           ガンジーに尊敬を込めて
  
 11月30日にガンジーのことを書いた。ネットでガンジーのページを読み、この人の偉大さに触れて身震いをするような感動を覚えた。ここでは語録の一部を引用して、この人の偉大さを宣揚させて頂く。

 どんなに迫害されても非暴力不服従で立ち向かうことは想像できない精神性である。ガンジーは「非暴力とは、自覚にもとづく受難を意味する。それは悪をなす者の意志にいくじなく服従するのでなく、全身全霊を持って、圧制者の意志に抗することを意味する」と言っている。この呼び掛けに大衆が答えたのだ。

 更にガンジーは「もろもろの物理的な力の弱さを克服して、全世界の力の結集にも、敢然と立ち向かうことができる魂をもっていることを見きわめたいのだ」この言葉で「偉大なる魂」を感じることが出来る。これほど迫力のある凄まじい言葉が外にあるだろうか。 ガンジーのことは、これからも学習してここで書いていきたいと思っている。偉大なる魂に触れる・・これに勝る癒しはないと思う。

    ・全身の 受難を覚悟で 立ち向かう 力無限の 偉大な魂 
     
                      

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石田ふたみ