| 2003年11月30日(日) |
03年度版 犯罪白書 |
法務省は11月28日2003年度版犯罪白書を発表した。ここでは白書の要点を箇条書きで記述したい。 1、警察が認知した刑法犯 ・・369万3928件 (前年比3.1%増) 2、過失致死傷を除刑法犯 ・・285万4601件 (前年比4.3%増) 3、上記の内の窃盗事件 ・・240万(この内ピッキング犯罪は2万件) 4、上記の内の強盗事件 ・・6984件 (7年前の3倍という急増ぶり) 5、事件の摘発 ・・・・59万2681件 6、事件の検挙者 ・・・・34万7880人 7、事件の検挙率 ・・・・20・8(20.8%の計算式が分からない) 8、摘発された来日外国人 ・・7691人 (過去最多) 9、主要国の検挙率 ドイツ 53.1% フランス 24.9% イギリス 23.4% 日本 19.8% ・・・・日本は97年までは40%台であった。 アメリカ 19.6% 日本の検挙率は1988まで60%前後であった。その後しだいに低下して97年の40%から一気の20%前後となり、治安の面ではアメリカ並みになってしまった。285万の刑法犯は大変な数で、市民が最も事件に巻き込まれそうなのは、路上での窃盗である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 癒しの森103 2003年11月30日 ガンジーの非暴力主義
暴力は悪いことだ・・これくらいは小学校1年生でも知っている。しかし、社会は様々な暴力が大手を振っている。地球上の視点に立つとまさに暴力だらけで、その究極がテロ・国家の暴力すなわち戦争だ。いかなる理由があるにせよ、毎日のニュースにテロ、テロ戦争が報道されていること事態が異常と言わねばならない。 11月26日のNHK「その時歴史は動いた」はマハトマ・ガンジーの無暴力の戦いであった。ガンジーは、50年以上前の世界の覇者大英帝国に対して武器一つ持たずに戦い、インドを150年にわたる植民地支配から解放したのである。まさに、暴力否定の思想を打ちたてた半裸の聖者で、この思想は世界の心ある指導者に引き継がれている。
貧しい民衆にも重税を強いる「塩税法」をイギリス支配の不正のシンボルとし、「みんなで破ろう」と呼びかけた。海まで390キロの道のりを歩くこの塩の行進には、最終的にインド民衆500万人が参加してイギリス支配の屋台骨を揺るがしていく。 1997年1月23日、マハトマ・ガンジーの遺灰がガンジス川に流される報道があった。この時の解説などを読んで、次の短歌を作る。
・ガンジーの 暴力否定の 精神は 七つの海へ 広がり征かんか ・悠久の 歴史を讃えし 大地より 扉を開きし マハトマ・ガンジー
(全文は癒しの森に記述してあり、ここではダイジェスト版になっている)
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