2003年03月27日(木) |
集団自殺の連鎖、4件13人 |
2月14日「自殺の相手を探しています」と題して埼玉の男女3人の自殺を記述した。そして、悪の伝播は早い。追って第2の練炭自殺が出てくるだろう・・と書いた。
この予測は当たっていた。今月5日、津市で男女三人が車の中で練炭を使って自殺した。無職男性の遺書には「一緒にいる二人は、本名も知らないただ自殺するためだけに出会った2人です」(六日・毎日から)と書かれてあった。なんとも言えない哀れさを感じる。
16日、山梨県で男女4人の同じく練炭による自殺行為(4人とも重態)があった。一酸化炭素中毒で意識不明の重態というから、回復の見込みは皆無だ。年齢は20歳から23歳であるので、せめて自分の両親に遺書を残してやって欲しいものだ。この4人の自殺では手書きの遺書が一通しか見つかっていない。両親があまりにも気の毒だ。
ここまで、3組10人の集団自殺になりこれでまとめを書こうとした。ところが、17日21時48分のニユースで、徳島で男女3人の集団自殺が報じられた。男性は大阪市在住の27歳、女性は愛知県在住で共に23歳の友人同士。ここでは、練炭でなく簡易コンロに炭を燃やしての一酸化炭素中毒死だ。車の目張りをしなくとも、死ぬことが出来るという情報が積み上がった。3人の遺書はなった。これでは、まともな大人と言えないと思う。
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