2003年03月23日(日) |
イラク攻撃・大量破壊兵器の保有 |
イラクが保有しているとされる大量破壊兵器とは、生物・化学兵器のことだ。この生物・化学兵器が、テロに使用される可能性があるとしてアメリカは大問題にしている。イラクは1980年代「イラン軍や自国内のクルド人をマスタードガスで攻撃し、推定2万人以上を殺傷した」(ヤフー特集から)とされている。
イラクが保有していた化学兵器は、おびただしい量であった。「国連監視検証査察委員会は、イラクが所有していた4万発以上の化学兵器用の弾薬をはじめ、690トンに上るVXガスやサリン、マスタードガスなどの化学剤が湾岸戦争時の空爆や査察で破壊、破棄されたと報告していた。しかし、イラクは依然、炭そ菌8500リットル、ボツリヌス菌2万リットル、VXガス二、4ト、約900発の化学兵器用弾薬や157発の生物兵器用の弾頭などを保有している疑いがある」(同)として国連による査察が行なわれてきた。
米・英・イスラエルは、これらの兵器をイラクが必ず使うという前提に立っている。深刻かつ悲しい認識で、イスラエルなどは国民全員に防毒マスクを配布している。軍事評論家の江畑謙介氏は「イラク側が今後、化学、生物兵器を使う可能性もある。」(同)としている。はたして、イラクのフセイン大統領は生物・化学兵器を使うのか。
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