2003年03月21日(金) |
イラク攻撃・サダム・フセイン大統領の命運 |
ことの善悪は別として、フセイン大統領の命運が尽きるのかもしれない。毎日数百カ所の空爆をうけ、24時間フセイン大統領をはじめ指導層の命が標的にされているのだ。空爆だけで戦争が終わるのであれば簡単である。
イラクの軍隊がアメリカ軍とまともな戦争が出来る訳がない。よって、アメリカ軍が侵攻して行けばゲリラ攻撃が待っている。19日まで胸を張っていたフセイン大統領は、今は安全なバクダットの地下要塞に身を隠しているだけだ。
フセイン大統領は、ブッシュ大統領のことを「少ブッシュ。12年前の湾岸戦争で対決した元米大統領の子息、ブッシュ大統領を侮蔑を込めてこう呼ぶ」(ヤフー・イラク特集から)口は災いの元だいう。世俗的に理解すると小国イラク大統領が、超大国アメリカ大統領を「少ブッシュ」と侮蔑を込めて呼ぶというから、その口が今回の災いの1因といえよう。
その他災いの元になったと思われるフセイン大統領語録を引用しよう。2001年一月17日湾岸戦争10周年の演説で「湾岸戦争は悪魔(米国)と、悪魔を守護者とする連合に対する正義の戦いだった」自分が起こした戦争をこのように言っている。
米同時多発テロについて「(米国は)世界の憎しみを1身に集めており、他国を尊重しない限り攻撃を受け続けるだろう」3000人余りの犠牲者を出したテロを肯定しているのだ。
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