2003年03月17日(月) |
タクシー・ハイヤーも飲酒検問 |
人はどうして飲んではいけない時に、酒を飲んでしまうのだろう。それもハンドルを持つことを業とする、タクシー、ハイヤー、バス運転手の飲酒運転が後を絶たないという。飲酒運転が分かれば、言い訳無用の懲戒解雇となる。この厳しいリスクを犯しててまで、なぜ人は酒を飲むのだろう。酒に依存しなければ、生きて行けないのだろうか。
先月、コンビニで缶チューハイを買い、泥酔状態でタクシーを運転し現行犯逮捕されたニュースがあった、「タクシー運転手の飲酒運転が目立つようになった。都内では昨年、タクシー運転手による飲酒運転が13件摘発されたが、『酒の匂いがする』と乗客から突き出されたり、事故を起こして発覚したケースがほとんどで、『氷山の一角に過ぎない』と指摘されてきた」(一五日・読売から)という。
タクシーなどは、検問で乗客への配慮からほとんどフリーパスだったのだ。警視庁はこれが災いして飲酒がはびこっていると分析、「タクシー・ハイヤーなどの飲酒運転取締りを、本格的に実施することを決めた」(同)これらの運転手を抱える事業者の対策もなかなか大変だ。ここで、隠れたヒット商品に成っているのがアルコール検知器だ。大阪の業者によると、昨年7月発売以来1万5000台も売れている。
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