2003年03月04日(火) |
韓国の太陽政策は続くのか |
韓国の新大統領は、前政権の太陽政策を継承し、北の核開発問題では日・米・韓三カ国協調の下で、対話のよる平和的解決を目指す方針を強調している。しかし、3カ国の北朝鮮とのキシミは相当なものだ。
韓国でも太陽政策とは「貢ぎっぱなしの経済協力」との批判が渦巻いている。太陽政策で50ンの米、更に現金の支援をして何を得たのだろう。ただ、北朝鮮の挑発的行為を黙って見ているのが太陽政策なのか。この政策は、北朝鮮の核開発の熱で焼き尽くされようとしている。同民族と言っても、思想が根本的に異なれば異民族より悪いと思う。
日本と北朝鮮とのキシミも相当なものだ。ここではその内容は省略しょう。 米国と北朝鮮とのキシミが表面化してきた。このキシミが大きな亀裂となって、最後は軍事衝突にまで進む危険がある。事件は今月2に起こった。北朝鮮のミグ戦闘機が日本海の公海上空で、米偵察機にレーダ照射を行いながら異常接近した事件は相当なものだ。1969年に米偵察機が、北朝鮮機に撃ち落され乗員31人が死亡する事件が起きている。今回の異常接近は、20分に及んだというから米国の態度硬化は必至である。核開発を含む北朝鮮の挑発は、瀬戸際外交を越えて危険水域に入った。韓国の太陽政策は続かないと思う。
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